「iPhone X」生産遅れ、原因はドットプロジェクターと赤外線カメラにアリ?
Image: Apple/YouTube

「iPhone X」生産遅れ、原因はドットプロジェクターと赤外線カメラにアリ?

うまく数が揃うといいのですが。

赤外線による顔認証機能など、先進的な機能を搭載した「iPhone X」。しかしその代償からか、過去にも生産の遅れが伝えられています。The Wall Street Journalの報道によれば、その原因は本体前面に搭載された「ドットプロジェクター」と「赤外線カメラ」にあるそうなんです。

iPhone Xでは顔認証のために、ドットプロジェクターから3万個のドットを顔に照射し、顔の形を浮かび上がらせます。その情報を赤外線カメラで読み取ることで深度マップを作成し、個人を判別するのです。この2つと「投光イルミネータ」を組み合わせたシステムを、Apple(アップル)はTrueDepthカメラと呼んでいます。

そしてThe Wall Street Journalによれば、ドットプロジェクターを赤外線カメラよりも数多く生産するにはまだ時間がかかるようなんです。部品の生産バランスが悪いということですね。また報道によれば、組立工程は現時点ではうまく回りだしたものの、生産問題から発売時期にはiPhone Xのさらなる在庫不足が懸念されると伝えています。

このようなTrueDepthカメラ生産上の問題は、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏も指摘していました。新たなシステムの搭載は消費者にとってはエキサイティングなのですが、メーカーにとってはリスキーなチャレンジになりうるという、わかりやすい例ですね。

海外メディアなどにより、iPhone Xの在庫不足の情報は繰り返し伝えられています。10月27日には予約も始まりますが、はたしてどれだけのiPhoneファンが無事端末を手に入れることができるのでしょうか?

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Source: The Wall Street Journal via MacRumors

(塚本直樹)

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