腕時計にするキットとか、ありましたね〜。
海外サイトのMacRumorsによると、2017年8月30日、Apple(アップル)は「iPod nano(第6世代)」を修理やサポートが行なわれない「オブソリート製品」に加えたそうです。この情報は公式ホームページでは確認できませんが、Appleのストアや認定サービスプロバイダーへとすでに情報が共有されているとのこと。
Appleは製造中止から5年〜7年経過した製品をビンテージ製品やオブソリート製品に加えています。そして第6世代のiPod nanoが登場したのは2010年で、製造が終了したのが2012年。それ以降は縦長な「iPod nano(第7世代)」へと移行しています。
しかし個人的にiPad nanoといえば、このスクウェアな形状でシャツなどにクリップで止められる第6世代の製品を思い出すんですよね〜。もちろん画面が小さいので操作方法は制限されますが、軽くて小さいというのは何にも勝るアピールポイント。通勤通学やジムでの音楽鑑賞に利用していた人も多かったんじゃないでしょうか。
Smart Aluminum Metal Watch Band Wrist Kit Cover Case For Apple iPod Nano
— DigitalDealerCo (@DigitalDealerCo) August 24, 2017
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さらに市場には、iPod nanoをはめ込んで腕時計のようにして使うサードパーティ製品も登場。当時は「Apple Watch」なんて影も形もない時代でしたから、手首の上で動作するApple製品に未来を感じたものです。
そんなiPod nanoも2017年7月に、とうとうAppleのウェブサイトから製品ページが削除され、ラインナップが終了してしまいました。ますますスマートフォンが当たり前になった私達の生活の場で、単体の音楽プレーヤーはその役目を減らしてしまったのかもしれませんね。でも、僕たちは小さくてかわいかったiPod nanoのことを忘れませんよ! フォーエバー、iPod!
Image: Amazon.com
(塚本直樹)