あれ、なんでだろう?
Apple(アップル)の新製品発表イベント終了直後に配信が始まった、新バージョンの「iTunes 12.7 for Mac」。僕も喜び勇んでインストールしてみたのですが、何やら画面左上のドロップダウンリストをクリックすると、「App Store」機能がなくなっていますよ? また、この変更はWindows版にも反映されているようです。
このことに気づいたのは、海外メディアのMacWorld。現在左上のドロップダウンリストに表示されているのは、ミュージック、ムービー、テレビ番組、ポッドキャスト、オーディオブックの5つだけです。これについて、同サイトは「iTuensが音楽や動画コンテンツにフォーカスするため」ではないかと推測していますね。
そもそも、iTunesでのApp Storeの取扱いは少々特殊でした。アプリをダウンロードしてもMacで使えるわけではありませんし、いちいちiOSデバイスに同期して利用するのなら、最初からiOS上のApp Storeで管理したほうがスマートなのは自明ですよね。
そうそう、このiTunes 12.7では「iOS 11」搭載デバイスへの対応というアップデートも含まれています。日本時間の9月20日(火)に始まるiOS 11の配信日にあわせて、今のうちにダウンロードしておきましょう。
(塚本直樹)