ダイヤル操作が気持ちよさそう。
ロジクールは、9月15日からキーボードの新製品「ロジクール KX1000s マルチデバイス ワイヤレス キーボード CRAFT(クラフト)」を発売します。

最大の特徴は、キーボード左上にあるこのダイヤル。名称は「CROWN」(クラウン)です。このダイヤルをクルンクルン回して操作することが可能です。
CRAFTの開発には、Adobe社のデザイナーやプロダクトマネージャー、エンジニアが協力しており、Adobe Creative Croud(Adobe CC)の操作に対応しています。

例えば、Photoshop CCで明るさやコントラスト、彩度調整などの調整や、ブラシサイズの調整などをCROWNから行えます。スライダーにカーソルを合わせて左右に移動させる作業に比べれば、かなり快適であろうことは想像できるでしょう。
Photoshopのほか、Adobe CCではIllustrator CCやPremiere CC、InDesign CCに対応しています。こちらは、Windows、Macintoshの両対応です。
Adobe CC以外のアプリケーションにも対応しています。Windowsのみの対応となりますが、Microsoft Word、Excel、PowerPointでもCROWNの操作が可能です。Excelでグラフや表を瞬時に作成するなんてこともできるようです。
CROWNを使用するには、「Logicool Options」から使用するアプリのプロファイルをインストールするだけです。

肝心のキーボードですが、スイッチはパンタグラフ方式。キートップの球状のくぼみはキー入力に精度を高める設計になっています。バックライトは、手を近づけると自動的にキーが点灯。周囲の明るさに合わせて輝度を自動調整してくれます。
また、Windows、Macintosh関係なく3台までの同時接続が可能。キーボード上から切り替えて使用できます。それだけではなく、異なるOS・パソコン間でもシームレスに切り替えが行える「FLOW」にも対応。複数台のパソコンを使っている人には、かなり便利です。
数々のキーボードを使ってきましたが、これはかなりそそられます。CROWNの使い心地はもちろん、キータッチも気になりますね。
僕はLighroom CCを使うことが多いのですが、まだ対応していないのが残念。でも、いつか対応してくれますよね? RAW現像が捗っちゃいそうです。
現在予約受付中で、ロジクールのオンラインショップでは2万3750円(税抜)となっています。
Image: ロジクール プレスリリース
Source: ロジクール, YouTube(1, 2)
(三浦一紀)