まだ新車(?)だったファルコン号が目にできるかも。
監督がフィル・ロードとクリス・ミラーの監督コンビから、ロン・ハワードに交代した、未だタイトル未定の「ハン・ソロのスピンオフ」映画。ハン・ソロが愛機を手に入れる下りも描かれるとされる本作ですが、登場するミレニアム・ファルコン号の詳細がすこし明らかになったようです。
Making Star Warsが報じるところによれば、大方のファンが予想したとおり、この映画の中で当初ファルコン号はランド・カルリジアンが所有しているという設定。
本来ミレニアム・ファルコン号ことYT-1300は貨物船として作られた船ですが、本作のある時点ではファルコン号の先っちょの「フォーク」状になっているところに引っかけられる積み荷アタッチメントが取り付けられるとのこと。これはぱっと見、シームレスながらも船の先端が長くなるものすが、違法な積み荷を運んでいて帝国軍に見つかりそうになったらこの積み荷部分だけ切り離して逃げたりもできるになっているそう。密輸にもってこいですね。
そして、ファルコン号の外装は、初代三部作や継続三部作のような汚らしいものではなく、船自体も新しそうで、白地のコーティングに青いマーキングがされたものとなっていると伝えられています。Making Star Warsはこれを、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の時のファルコン号のコンセプトアートに「似ていないこともない」としています。ファルコン号もしくは同型の機は『シスの復讐』にチラリと登場するのですが、結局この青のマーキングは見られませんでした。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でファルコン号が登場したときにはそんなマーキングも無く、ルークには「ひどいガラクタだ!」と言われ、レイア姫にも「あんなので来たなんて思ってたより勇気あるわね」と形容されています。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で元の持ち主ランド・カルリジアンに「俺の船にいったい何したんだ?」と言われるのもうなずけるほど美しい元の姿を見せてくれるのでしょうか。
また、ロン・ハワード監督は自身のTwitterで、どうやらカンティーナでの乱闘シーンと思しき「激しくてクールなアクションシーン」のモニター越しの写真をツイートしています。
Intense & cool action scene on my monitors today as we make #UntitledHanSoloMoviepic.twitter.com/Iw27xGHkww
— Ron Howard (@RealRonHoward) 2017年9月6日
『スター・ウォーズ エピソード9』の監督を、コリン・トレボロウが降板したニュースも先日伝えられましたが、2018年5月に公開予定のこの「ハン・ソロのスピンオフ映画」の撮影が順調に進むことを願いたいものです。
Image: Banner art by Jim Cooke. via Gizmodo io9
Source: The Making Star Wars via Gizmodo io9, Twitter
(abcxyz)