iCloudバックアップに任せちゃいけない。
いや、個人的にはiCloudは結構信用してはいるのですけど、無料だと容量が5GBというのがいただけません。iPhoneの設定や連絡先くらいならまだしも、動画や写真などは諦めざるを得ませんよね。
定期的にPC・Macにバックアップするのがベターなんでしょうけど、ぶっちゃけみんな毎日同期していますか?
めったに同期していない…。という方は、こういったバックアップストレージが有効かもしれません。SanDiskがIFA 2017で発表したiPhoneの自動バックアップ&充電ベース「iXpand Base」です。
構造としては32GB〜256GBのフラッシュストレージにライトニングケーブルがドッキングされたモノ。LightningケーブルをiPhoneに接続すると、充電と共にiPhone内の「写真」「動画」「連絡先」がiXpand Base内へ自動バックアップされていく仕組みです。
iCloudやiTunesを利用したバックアップと違って、バックアップできるデータは限定的ですけど、毎晩充電しながらのバックアップできるというのは初期化、紛失によるメモリアルロスを防ぐために活躍しそう。ただ、最も安い32GBモデルが49.99ドル(約5,450円)。最大容量の256GBモデルが199.99ドル(約2万1800円)と、現状だとストレージサイズを考えるとやや割高感があります。
コンセプトは面白くて実用的なので、第2世代として2TB、4TBクラスのHDDを搭載したソリューションが登場してくることも期待したいなぁ。
Image: SanDisk
Source: SanDisk, YouTube
(小暮ひさのり)