満を持しての登場。Sphero社による「R2-D2」ロボットトイのハンズオンレビュー
Image: Carmen Hilbert/Gizmodo US

満を持しての登場。Sphero社による「R2-D2」ロボットトイのハンズオンレビュー

銀河系一のドロイド「R2-D2」がついにSpheroのロボットトイに仲間入り!

Sphero社から新たに発売されたR2-D2のロボットトイ「R2-D2 アップイネーブルド ドロイド」を米GizmodoのAndrew Liszewski記者がハンズオン! 童心に返ったかのような感想をどうぞ。

***

世界中に何百万といる子どもたちのように、旧三部作を見た僕はR2-D2が大好きになりました。彼は完璧なサイドキックのようにみえましたが、本物のR2-D2は僕の銀河から遠く離れた銀河にいて、そのオモチャ版はどれもあこがれたキャラクターの味気ないクローン版にすぎなかったのです。それから30年、「R2-D2は自分のものだ!」と言いたい気持ちが未だにあった僕は、ようやく彼を見つけました

数年前、Sphero社は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のBB-8に命を吹き込むべく、同社の専門分野を生かしてリモコン操作できるBB-8のロボットトイを作りました。そしてそれは爆発的なヒット商品となり、同社はBB-8以外にもロボットトイを作れるようになったのです。今年の初めにはピクサーの映画『カーズ』に登場するライトニング・マックィーンを完全再現したロボットトイを発売。そして『最後のジェダイ』の宣伝が始まった今、僕がこれまでに遊んだ中で最も楽しめた『スター・ウォーズ』トイをSphero社はリリースしたのです。

170907R2D2
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

身長はたった7インチ(約17.8cm)なので、Sphero社のR2-D2が等身大でないことを嘆く『スター・ウォーズ』ファンも少なからずいることでしょう。ですが僕自身は机の上を一日中動き回れるミニチュア版のほうが持っていたいと思いますし、そんな人は他にもいるはずです。自宅にはロボット掃除機が辛うじて動けるスペースしかないし、Sphero社のR2-D2の180ドル(日本では税込で2万5250円)という価格はロボットトイに費やせる金額の上限ですから。製品を飾り立てるつもりはありませんが、Sphero社のR2-D2はBB-8よりも高額ではあるものの、できる限り映画での姿を再現するために労力が注がれています。

170907R2D22
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

R2-D2の大きさは同社のBB-8と新発売のBB-9Eのロボットトイ を基準に作ってあるので、並べると映画でのキャラクターたちと同じサイズ感になります。そして、R2-D2に息を吹き込むため、内部には4つのモーターが使われています。ドーム型の頭を動かすために1つ、動き回れるように両脚に1つずつ、そして肩と格納式の3本目の脚を駆動するために1つです。

170907R2D23
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

R2-D2の両脚の裏には車輪の代わりにタンクトレッド機構があり、カーペットやデコボコした床面でも動きやすいようになっています。僕が驚いたのは、3本目の脚の裏にあるのは滑らかなプラスチックのスキッドプレートのみという点でした。これが玩具の可動性を狭めるのではないかと思ったのですが、フローリングとラグでR2-D2を走らせてみたところ、その逆だったのです。R2-D2はいとも簡単に異なる床面を移動でき、3本目の脚に車輪がないからこそ、素早く曲がることやその場での回転でさえも簡単にできたのです。

170907R2D24
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

BB-8やライトニング・マックィーンといった同社のロボットトイと比べて、この玩具はとても操縦しやすいことに気づきました。それはR2-D2がどの方角を向いてるかが分かりやすいという点もありますが、Sphero社のスマホアプリが改良されたことも関係しています。バーチャルなジョイスティックは画面に指を置けば自動的に中央に戻るので、無意識に位置を変えてしまったとしてもちゃんとコントロールできます。

それでもまだ専用のコントローラーが欲しいか?と問われればその答えは「イエス」です。そのほうが他の方向を見ている時でも、より自然に使うことができるでしょう。とはいうものの、Sphero社のアプリには面白いアニメーションや、画面上に描いた線をなぞって動いてくれる「ドロー&ドライブモード」などの新たな機能が追加されています。また、『フォースの覚醒』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』といったスター・ウォーズ作品を見せる際にアプリを使えば、R2-D2はリアクションをしてくれます。なので、何度目になるかわからないスター・ウォーズ観賞会に付き合ってくれる人がいなくても、R2-D2ならいつでも喜んでお供になってくれるんです

pdo5ykat2xeoc23frdju
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US
Sphero社のR2-D2は、机に鎮座しているだけの多くのR2-D2玩具よりもディテールが凝っています

R2-D2は操縦するのが楽しいのはもちろん、全く動かないフィギュアよりもディテールが凝っていたり、まるで生きているかのような動作があるからこそ、机の上に置いておきたくなるんです。

170907R2D25
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US
これが何のボタンかって?カッコいいからどうでもいい!

R2-D2の回転するドーム型の頭には、映画版と同様に点滅するライトやセンサー、光るパネルがついています。このR2-D2が劇中の小道具やCGのように見えて且つ動けるようにするため、Sphero社は一コマ単位で『スター・ウォーズ』作品におけるR2-D2の動作を研究しました。

Video: Gizmodo/YouTube

このロボットトイの目玉機能は、間違いなく2本の脚で立つ時に3本目の脚を引っ込ませられることです。さらにR2-D2が興奮した様子で2本の脚でグラグラする動きやジャワ族に発砲されて倒れる動きなどあらかじめプログラムされた動作を、アプリを介して再現させることもできます。40歳のブロガーがまるで10歳児のようにクスクス笑ってしまうには十分でしたが、それを誰かに言ったとしても知らんぷりされますからね。

170907R2D26
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US
R2-D2に同梱された充電ケーブルは胴体にあるパワー・カップリングに合うようにデザインされています

同梱されたマイクロUSBの充電ケーブルでさえ、R2-D2の胴体にあるパワー・カップリングに合うように鋼色になっていました。些細なディテールですが、そういったことが合わさって『スター・ウォーズ』トイに180ドルも出すのを正当化しやすくなるわけです。

発売に先駆けて、僕がR2-D2と遊べたのは30分ほどでした。それでも、離れるのがつらくなるには十分な時間でした。いつか等身大R2-D2に何万ドルと費やす愚行を犯すかもしれません。でも今のところは、Sphero社のR2-D2こそが、何十年も前、6歳だった頃の僕が求めていたものなのです。

***

Sphero社の「R2-D2 アップイネーブルド ドロイド」は、参考価格が2万5250円(税込)、9月1日より発売されています。

Image: Carmen Hilbert/Gizmodo US, Andrew Liszewski/Gizmodo US
Source: Sphero

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(たもり)