かわいい仲間がまた増えました。
高性能のロボットトイを生み出すSphero社から、映画『スター・ウォーズ』おなじみのドロイド「R2-D2」、12月公開予定の『エピソード8』に登場する新ドロイド「BB-9E」のロボットトイが発売されました。そしてすでに発売されている「BB-8」のロボットトイも新しくアップデートされています。
暗黒面のアストロメク・ドロイド「BB-9E 」のロボットトイが登場。既存の「BB-8」ロボットトイ もちょっと新しく

BB-8と似てるけどちょっと違うこの「BB-9E」 は、2017年12月15日に公開予定の映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場する 暗黒面のアストメクドロイド 。今回発表された「BB-9E アップイネーブルド ドロイド ウィズトレーナー」 は、すでに発売されているBB-8のロボットトイからの変更点はそこまでありませんが、頭部分にLEDライトが追加されました。こちらは非接触充電によって点灯するため、電池は必要ありません。
さらにARでスター・ウォーズの世界を楽しめるようにもなりました。専用アプリは全ての「スター・ウォーズ」ロボットトイが制御できる新アプリになり、新機能「ARモード」が搭載されています。この「ARモード」は、スマホのカメラを使ってARで宇宙船の中に入り込むことができるというもの。本体に同梱されている「ドロイド・トレーナー」 という台にドロイドを乗せた状態で使うことで、スマホを向けた方向にドロイドが転がってくれます。
もちろん、既存のBB-8のロボットトイと同じようにドライビングやパトロールをして遊ぶこともできますよ。

そしてBB-8のロボットトイも「 ドロイド・トレーナー」が同梱され、「BB-8 アップイネーブルド ドロイド ウィズトレーナー」 としてリニューアル。
「R2-D2」が現実の世界にやってきた

今年の6月に発表された映画『カーズ』のライトニング・マックィーンを完全再現したロボットトイと同様、今回も「R2-D2」 を完全再現したロボットトイ「R2-D2 アップイネーブルド ドロイド」が登場しました。本体には多くのLEDライトが搭載されており、R2-D2の表情をそのまま再現。またオーディオはアプリからではなく本体から鳴ります。そして目玉なのが、R2-D2の2脚から3脚になる動作も完全に再現しているところ。これだけの動きが再現されると否が応でも愛着が湧いてきますね。
またプログラミングを使った遊び方も提供しているSphero社らしく、Appleの「Swift Playgrounds」を使ってプログラミングすることができます。「ARモード」で遊ぶことも可能です。
サイズ感はすでに発売されているBB-8のロボットトイに合わせて、映画の世界と同じスケールになっています。
専用アプリも刷新。Sphero社の全ての「スター・ウォーズ」ロボットトイを一つのアプリで制御可能に

専用アプリも新しくなりました。いままでBB-8のロボットトイやフォースバンドは別々のアプリで制御していましたが、新しい専用アプリ「Star Wars App-Enabled Droid by Sphero」であれば1つのアプリで全ての「スター・ウォーズ」ロボットトイを制御できます。さらに3つまでのロボットトイをつなげて動かすことも可能です。なお、フォースバンドは秋までに対応するとのこと。
機能としては、今までのアプリ同様、「ドライビングモード」、「パトロールモード」、「Watch With Meモード」が用意されているほか、新しく画面上で描いた線をなぞって動いてくれる「ドロー&ドライブモード」、前述の「ARモード」が追加されています。「ドライビングモード」、「パトロールモード」、「ARモード」は接続したドロイドによって違う表示される内容が異なります。例えば、「ARモード」では入り込める宇宙船がそれぞれ異なり、R2-D2はミレニアム・ファルコン、BB-8はラダス、BB-9Eはメガスターデストロイヤー:スプレマシーとなっています。また「パトロールモード」では3台同時にパトロールすることも可能です。
さらに今後は接続したドロイド同士がリアクションする機能やセンサーで人がきたかどうかを感知する機能もアップデートで搭載される予定とのこと。
9/1(金)より発売開始で、 お値段は「R2-D2 アップイネーブルド ドロイド」が参考価格で2万5250円(税込)、「BB-9E アップイネーブルド ドロイド ウィズトレーナー」 と「BB-8 アップイネーブルド ドロイド ウィズトレーナー」が参考価格で2万1470円(税込)となっています。
お財布に余裕のある方は全てのドロイドを集めて、猫屋敷ならぬドロイド屋敷を作ってみてはいかがでしょうか。毎日がとてつもなく癒されるはずです。
Image: © & TM Lucasfilm Ltd. via Sphero
Source: Sphero, YouTube
(K.Yoshioka)