だいぶ気合いが入ってます!
先日Apple(アップル)の新社屋「Apple Park」と、9月12日の発表会が開催されることとなっている「スティーブ・ジョブズ・シアター」の空撮映像を紹介しましたが、ついにこのスティーブ・ジョブズ・シアターの内装も明らかになってきましたよ!
浮き上がるデモスペース、回るエレベーター
Bloombergによると、まずシルバーの円盤型プレートの屋根をもち、高さ約6mのガラスで囲まれたこの地上のスペースは、地下の会場に繋がるエントランスとなっているようです。そしてこのエントランスにAppleらしい演出が隠されているそうで、フラットなエントランスの下からなんとデモスペースが出現するそうなんです。
つまり今回のiPhoneイベントでいうと、入場する際はフラットなエントランスで、iPhone 8の発表をシアター見て退場するときには、エントランスがiPhone 8のデモスペースに変わるわけです。これにはメディア関係者も驚かされるのではないでしょうか?
また地下のシアターへは螺旋階段と2つの回転式エレベーターを使って降りることになります。この回転式エレベーターもなかなか面白く、一般的な大きな建物のエレベーターには扉が前後についてるのに対し、このエレベーターには扉が1つしかついていないのです。その代わりに、エレベーター本体が上下移動中に回転し、1つの扉から乗客が乗り降りできる仕組みになっているようです。
図面でも内部のようすが公開
先日こちらの記事でも少し紹介したとおり、TwitterでもApple関連の分析を行なっているNeil Cybart氏によって建物の設計図のようなものが公開されています。

発表会が行なわれる会場ホールの構造は地下4階に相当するそうで、収容人数は1,000人。Bloombergによると、座席はレザー製となっており、この建物全体の建設予算から逆算した1席あたりの金額はおよそ1万4000ドル(約152万円)になるそうな...。あくまで建設予算を収容人数で割った数字だと思うので、椅子そのものの価値と言えませんが、どんな座り心地なのかちょっと気になります。

これらを見ると、螺旋階段とか回転式エレベーター、シアターの位置がなんとなくわかりますね。発表会当日の座席までの導線のイメージもついてきます。
いやー、iPhone生誕10周年ということもあり、今回の発表会にはAppleも相当気合いを入れてきていますねぇ。当日は、この記念すべきスティーブ・ジョブズ・シアターの全貌とともに、新型iPhoneの華々しい登場を祝いましょう!
関連記事:これがiPhone 8。これまでの噂・流出情報を総おさらい
Image: Twitter(1, 2)
Source: Bloomberg, Twitter(1, 2)
(Doga)