勝手にオープンした『ストレンジャー・シングス』バーに、Netflixが送った停止依頼が素敵
Image: Eater Chicago

勝手にオープンした『ストレンジャー・シングス』バーに、Netflixが送った停止依頼が素敵

普通なら著作権的に目くじらを立てるところですが……?

シーズン2の配信まであと1カ月ほどとなった、Netflixドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。これはホラー/SF/80年代テイストのファンを一気に取り込み、世界中を魅了している大人気作品ですよね。

その熱は、シカゴでストレンジャー・シングスをテーマとしたポップアップバー「ジ・アップサイド・ダウン」が誕生してしまうほど。

ですがこのバー、実はNetflixに無許可でオープンしていたのです……。それについて当のNetflixは、オーナーに寛大でウィットの効いたお手紙で彼らに警告したのでした。

Twitterにて、クリエイティブ・コモンズのディレクターJames Herring氏がその手紙を素晴らしい例として転載しています。

ダニー&ダグ


僕のトランシーバーが壊れてしまったので、代わりに手紙を出すよ。『ストレンジャー・シングス』のバーを開店させたって聞いたんだ。おっと、僕のことをイヤなヤツだと思わないで。キミたちの番組愛は最高さ(シーズン2をお楽しみに!)。でもキミたちが裏側の世界に住んでいるのではない限り、僕たちは契約してなかったと思うんだ。キミたちは明らかに想像力が豊かなタイプので、僕らが創った世界とファンたちがどう出遭うかが大事なことだって理解してくれると思うんだ。


僕たちはブレナー博士みたいなことはしないけど、お願いがあるんだ。(1)6週間で閉店し、9月末以降延長はしないでね。(2)もし今後このようなことを企画したら、僕らに教えて欲しい。


僕たちは何よりもファンを大切に思っているけど、デモゴルゴンはいつも心が広いワケじゃないって知っておいて欲しいんだ。なので僕らから、キミのママに電話なんてさせないようにね。

即閉店を求めるのではなく、バーのオーナーもまたファンだということを理解した大人の対応です。

この手紙を送ったのは、コンテンツ&ブランドIP部門のディレクターで、番組のファンならニヤリとしてしまうキーワードが随所に散りばめられています。もし約束を破ったら恐怖の象徴が襲い掛かってくるという、わかる人なら背筋が凍るような一文が最後に添えられているのです。誰だって、裏側の世界の住人デモゴルゴンとなんて絶対に遭遇したくありませんもんね。

Eater Chicagoでは、このバーがどれほど本格的に凝りまくった作りになっているのか写真が見られます。ホーキンス国立研究所や、壁に描かれたアルファベット&Xmasの飾りのある居間、放送室でのクラブ活動を模し、ドラマのシーンが流れるDJブースなど、テーマパーク並の完成度。メニューも「イレブンのEggo's」や「デモゴルゴン」などのオリジナル・カクテルが出されます(フードはなし)。

約束を守って閉店するまであと僅か。お近くの方は、映画『ゴーストバスターズ』のコスプレでぜひどうぞ!



Image: Eater Chicago
Source: Twitter, Eater Chicago

岡本玄介

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