キーボード(ダブルミーニング)です。
東京ゲームショウ 2017で見かけたこちらのインプットデバイス。見た目どおりダンボールで作成されているキーボード(音楽用)なのですが、よくよく見るとその下にチラチラ見えているのは…そう。Mac用のワイヤレスキーボード。
こちらはMac用キーボードをMacやiOS用の音楽キーボードにできるというユニークなプロダクト「KAMI-OTO」。
しくみとしてはキーボードアプリを起動して、ダンボールで組み立てる簡易的なキーボードをMac用キーボードの上に配置。鍵盤を押すと対応するキーが押されて音が再生されるというシンプルな構造ですけど、ARやらVR全盛期の中、アナログのキーボードを再現する、しかも紙で。といった温かみを感じさせる発想に思わず吸い寄せられてしまいました。
ブースでは巨大化させたキーボードではリズムゲームをプレイできたり、自社開発された本格的なシンセサイザーアプリなどの展示も行なっていましたよ。
「KAMI-OTO」はまだ開発中のプロダクトとのことですが、こういう手作りできるデバイスって、なんだかワクワクしちゃいません!? ダンボールから外して、組み立てて、奏でて。作るところから音楽に触れられる体験って、ステキだと思うんです。
Image: 小暮ひさのり
Source: 東京ゲームショウ 2017, YUDO
(小暮ひさのり)