クルマをスマホでカスタマイズ! 「GRコンフィギュレーター」の舞台裏を直撃
Image: ギズモード・ジャパン

クルマをスマホでカスタマイズ! 「GRコンフィギュレーター」の舞台裏を直撃

  • Sponsored

リアルなスポーツカーのカスタマイズを楽しもう。

クルマが欲しい。そう思い立ったら、みなさんどうしますか? まずはカタログなどを見るでしょう。そして気になるクルマが見つかったら、販売店に足を運ぶのではないでしょうか。

しかし、目当てのカラーリングが置いてあるとは限りませんし、自分の希望通りのオプションを装着した状態で見られないことも多いですよね。

20170921gizmodo_toyota_gr
Image: GRコンフィギュレーター

そんな不満点を解消するのが、先日TOYOTAのサイトで公開された「GRコンフィギュレーター(シミュレーター)」。トヨタの人気車種をベースに、スポーツタイプにチューニングした新スポーツカーブランド「GR」。VitzMARK XNOAHVOXYなどをスポーツ仕様にしたシミュレーションができます。

PC、タブレット、スマートフォンなどデバイスを問わず、しかも、アプリを必要とせずブラウザ上でできてしまうこのサービス。実はこれをスマートフォンで動作させるには大変な苦労があったのだとか。

今回は、GRコンフィギュレーターローンチ前に制作関係者にインタビューを敢行。この革新的なサービスが生まれた背景をお聞きしました。

GRコンフィギュレーターの肝は「WebGL」

ギズ: どのような技術が使われているんですか?

開発者:3DCGを使ったリッチな体験をスマホやタブレット、PCで実現することを考えたとき、特別なプラグインやアプリを使わずにWebブラウザで完結させるのが一番という結論に至りました。

そう考えると、現時点での選択肢は「WebGL」一択ということになります。最新のWebブラウザであれば、プラグインなしで3DCGコンテンツを動かすことができるのが一番の強みですね。

ただし、FLASHなどに比べると扱えるエンジニアが少ないということと、少し前までは対応しているWebブラウザが少なかったこともあり、WebGLを使ったコンテンツはそれほど多くありませんでした。しかし。最近は対応Webブラウザが増えたこともあり、採用に踏み切ったという経緯があります。

一番難しいのは「質感の再現」

20170912gizmodo_toyota_gr_4
Image: GRコンフィギュレーター

ギズ:車体がかなりリアルなのですが、モデリングはどのようにやっているのですか?

開発者:クルマの設計時に使われるCADのデータから起こしています。 CADデータがあれば、クルマの形を再現することは簡単です。難しいのは、質感の再現ですね。リアルな質感をどうやって出すかというところには、たいへん時間をかけました。

現在でも、細かいライティングの調整や、背景の映り込みをどれくらい強くするかといった調整は引き続き行なっている状態です。

ギズ:「GRコンフィギュレーター」の大きな特徴は何でしょうか。

開発者:これまでは、ある程度決まった角度からしかクルマを見ることができなかったのですが、WebGLを使うことによって、360度どの角度からでも拡大してクルマを見ることができます

ギズ:クルマだけではなく背景もいくつか用意されていますね。この背景がすごくリアルですよね。ここにもこだわりがあるんですか?

開発者:WebGLがいかにリアルでも、やはりバーチャルなものです。そこでリアルな背景の中にクルマを配置することで、ユーザーがより想像しやすくなるのではと思っています。

ギズ:クルマをよく見ると、背景やライトが映り込んでいるんですよね。これがリアルさにつながっているではと感じているのですが。

開発者:そこが結構こだわりポイントなんですよ。何度も作り直しました。映り込みに関しては、僕らも最初は感覚がわからなくて。当初は、映り込みはほとんどありませんでした。それだとリアルさがないので、もっと映り込みを強くしたら、今度は強すぎて鏡みたいになっていたりとか(笑)。そのバランス感が難しいところです。

ギズ:一番苦労された点は?

モデリング周りでは、ヘッドライトの表現が難しいんです。ヘッドライトってよく見ると、表面の透明なカバーの中に光を反射するカバーがあって、 何層か重なっています。その表現がWebGLだと難しい。そこを忠実に表現するエンジンとかプラグインに何を使うか検討するのが結構苦労しました。

GRコンフィギュレーターはこんなにもリアル!

20170921gizmodo_toyota_gr_3
Image: GRコンフィギュレーター

さまざまなご苦労の末できあがったのが、「GRコンフィギュレーター」です。

20170921gizmodo_toyota_gr_4
Image: GRコンフィギュレーター

お伺いしたお話の通り、背景の映り込みがリアルです。写真ではガレージのライトが写っています。

20170921gizmodo_toyota_gr_5
Image: GRコンフィギュレーター

窓の部分を見てください。背景がちゃんと見えていますね。こういうところにもこだわりが感じられます。今回iPadで使ってみたのですが、ピンチアウト・インで拡大・縮小、ドラッグでグリグリと視点移動が行なえました。動作は軽く快適です。

インタビュー取材時はまだ制作途中。どのレベルまで映り込みをさせるのか、最後まで試行錯誤していました。僕の目から見たら、もう十分すぎるレベルなんですけどね。

カスタマイズできる項目としては、車体のカラー変更、ホイールの交換のほか、リアウィングやフロントスポイラーなどのパーツを取り付けできます。

そろそろクルマを買おうかな。そう考えている方は、一度GRコンフィギュレーターでカスタマイズ体験をしてみましょう。

自分で好きなパーツを組み合わせて作った、超リアルなクルマたちを眺めていると、もうそのクルマを買ったような気持ちになってしまいます。

あとは、販売店へ出向いて試乗するだけ。GRコンフィギュレーターは、あなたのスポーツカーライフの入り口として、いつでもスマホやタブレット、PCで待っていてくれますよ!



Image: TOYOTA GAZOO Racing GR コンフィギュレーター
Photo: ギズモード・ジャパン
Source: TOYOTA GAZOO Racing GR コンフィギュレーター

(三浦一紀)

あわせて読みたい

powered by