最大280文字ですって。
2015年頃から「そろそろTwitterは140文字制限を無くすかもしれん」的な話題が浮かんでは消えを繰り返していますけど、最近は画像や動画リンク、#からのハッシュタグ、@ツイートのユーザー名などがカウント対象外になりました。確かにTwitter社としても(続く)
(続き)「140文字じゃ足らんかも…」ということを意識している気がします。なおここまでで198文字。
This is a small change, but a big move for us. 140 was an arbitrary choice based on the 160 character SMS limit. Proud of how thoughtful the team has been in solving a real problem people have when trying to tweet. And at the same time maintaining our brevity, speed, and essence! https://t.co/TuHj51MsTu
— jack (@jack) 2017年9月26日
実際の280文字ツイート
そして本日から限定的ではありますが、利用者の中の5%を対象に4週間から6週間程度の1ツイートの文字制限を最大280文字へと拡大するテストを行なうとのこと。
ただし、日本語、中国語、韓国語以外の言語で。
ガッカリした方も多いかもしれませんが、Twitter社いわく、この背景には各言語に「密度」の違いがあるとのこと。140文字に伝えたい情報を詰め込むことが難しい言語ではツイートの回数が少ない傾向があるそうです。

こちらがTwitter社の調査結果です。
日本語では全体のツイート量のわずか0.4%しか140文字に到達していません。平均するとみんな15文字くらいが多いみたいですね。一方で英語のツイートでは全体の9%も140文字に到達しています。平均では34文字と日本語の倍以上です。
そもそも日本語というのは、英語よりも少ない文字で伝えられる傾向にあるわけですね。

こちらが文字数の拡張例。
左が140文字、右が280文字の英語ツイートとなります。日本語では140文字に収まっている内容も、英語の場合は収まりきりません。280文字になってやっと全文が表示できています。
これは確かに「密度」違いますわ…。
今回の280文字への緩和はTwitterサービスは簡潔であるべきだという考えを残しつつ、どんな言語でも1ツイートの詰め込み感を減らせるようするためのテストであるとのこと。今後その結果が公開されるものだと思われます。
その結果、Twitterの常識が書き換えられるのか? それともやはり140文字が維持されるのか? 結果発表も楽しみな実験です。
2017年9月27日 8:00:新たにツイートを埋め込みました。
Image: Twitter
Source: Twitter
(小暮ひさのり)