Uberが変わる! プライバシーの見直しで降車後のユーザートラッキング機能を廃止へ
Image: Piotr Adamowicz / Shutterstock.com

Uberが変わる! プライバシーの見直しで降車後のユーザートラッキング機能を廃止へ


一通り叱られ終わって、ここから再スタート?

あちらこちら散々叱られてきたUber。新CEOを迎えて、色々なことが変わろうとしています。(いや、変わらないとダメって叱られてきた結果なのだけれど。)

Uberは、利用ユーザーのトラッキングをかなりアグレッシブに行なってきました。しかし、今後はユーザーのプライバシーを深く考慮する方針へ。ロイター紙の取材にて、セキュリティ担当のJow Sullivan氏が、ユーザートラッキング機能の1つを廃止する予定であると明らかにしました。廃止される機能とは、利用ユーザーを降車後、最大5分間トラッキングするという機能。機能廃止は先週より、iPhoneユーザーを対象に順次スタート。ついでAndroidユーザーにも拡大する予定です。

そもそも降車後も追跡する機能って…。この機能が追加(プライバシー設定が変更)されたのは、2016年末。変更前はアプリ利用中のデータ収集だったはずが、変更後はアプリにトラッキングを許可するか否か、つまり利用中かどうかは関係なく「常にOK」or「一切ダメ」というオプションになっていました。これにはユーザーから大きく反発の声があがり、今回やっと聞き入れられたという形。

もーしかすると、今回の変更にはAppleが関係しているかもしれません。今秋正式リリース予定のiOS 11は、アプリ側に位置情報共有は利用中のみというオプションを設けさせる仕様になっています。なるほど、だからUberのトラッキング機能の変更がiPhoneユーザーからなんでしょうかね。

Uberといえば、プライバシーに関してはやりたい放題でしたからね。Uberを調査中の法執行官をスパイしてみたり、ライバルであるLyftドライバーをトラッキングして、Uberと掛け持ちしている人を探してみたり。そりゃ、あちこちで怒られるはずよ。今回の変更を皮切りに、プライバシー問題にはもっと真摯に取り組んでもらえるといいんですけれど。ただ、乗車後のユーザートラッキングは絶対しないということではないそうで。ロイターにSullivan氏が語ったところによれば、今後もし降車後のトラッキングを復活させるとしたら、その時はなぜ必要かを説明した上で、ユーザーが選べるようにするとのこと。少なくとも、トラッキングが透明化はされていくようです。

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Source: Reuters

Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文
(そうこ)