単に美しいだけのデバイスじゃないんです。
9月11日、中国・Xiaomi(シャオミ)の新製品発表会が北京にて開催されました。そこで以前の噂通り、元祖ベゼルレスディスプレイスマホMi Mixの後継モデル「Mi Mix 2」が発表されましたよ! 一見前モデルとサイズ以外は変わらないようにも見えますが、今回は中身が違います、中身が。
The Vergeによると、Mi Mix 2は18:9アスペクト比の5.99インチLCDディスプレイ、SoCはQualcomm(クアルコム)のSnapdragon 835、6GBのRAM、64、128、256GBの内部ストレージ、3,400mAhのバッテリー、1200万画素の前面カメラ搭載...とハイエンドスマホ級の仕様に揃えてきています。ディスプレイが有機ELでないものの、常用では全く支障のないほど綺麗な仕上がりとなっているそうですよ。そして、やっぱりベゼルレスディスプレイは美しい。

内側カメラはディスプレイの最下部右端に目立たないように配置されています。Essential Phoneなんかは、ディスプレイ上部にカメラレンズが配置されているため、その部分のみくっきり丸型に空いてしまっていましたが、Mi Mix 2はディスプレイ全体がスッキリした印象ですね。ただこの位置だと、撮りにくくないのかな?
本体背面は耐久性の高いセラミック、フレーム側面はアルミニウムとなっており、8GBのRAMと128GBの内部ストレージを搭載した上級モデル「Special Edition」はフレームも含め全体がセラミックでできているそうですよ!これに関して、Xiaomiは本モデルが世界初だと謳っています。ちなみに、スペックこそ他社のハイエンドスマホ級のレベルではありますが、残念なのがイヤホンジャックも防水仕様も、デュアルレンズもなしということ...。特に、イヤホンジャックを搭載しないハイエンドスマホは今や少しずつ増えてきていますが、何もそこまで真似しなくてもぉぉ...。

とはいうものの、今回のモデルはキャリアの対応周波数帯が43バンドも用意されており、中国本土だけでなく、世界での販売を予定しているグローバルモデルなのです。値段は3,299人民元(5万5000円)〜4,699人民元(約7万9000円)と比較的お手頃なので、もし日本でも登場したら欲しい人も結構多いのでは?




Image: Xiaomi
Source: The Verge, Xiaomi
(Doga)