推したい気持ちが力になる。
「YouTube Gaming」は、2015年8月にローンチしたストリーミングサービス。その名の通りゲーム実況に特化したYouTubeのサブドメインサイトで、ニコ生やTwitchのような使い心地でゲーム実況を楽しめるのが魅力です。そこに今回、クリエイターにスポンサー資金を提供できる新機能を追加したと、YouTube Creator Blogにて発表がありました。
視聴者(ファン)は月額4.99ドルを支払うことで、カスタム絵文字やスポンサー専用ライブチャット、チャンネルから直接のデジタル商品購入などの特典が得られます。他にもコメント回数制限を回避し、スポンサー限定でチャットできますよ。また、多くのスポンサーを獲得しているチャンネルほど多くの絵文字がアンロックされます。エンジェル投資家気分です。
スポンサーの利用資格は、自分のYouTube Gamingでのチャンネルが収益化され、ライブ配信が有効になっている、18歳以上のクリエイターに与えられます。加えて、チャンネル登録数が1000人以上である必要もあります。初期におこなわれたテストでは、海外の人気チャンネル「Rocket Beans TV」は初日に1500人ものスポンサーを集めたとのこと。1500×4.99ドルが毎月と考えれば、なかなかじゃないですか?
今回のスポンサーシップ導入に伴い、2013年に開始した有料チャンネルサービスは終了します。今現在このサービスを使用しているクリエイターは1%未満だということで、あまり人気がなかったようですね。
実況者や動画への感動をコメントやシェアで示す他に、スポンサーとして応援するという新しい選択肢が生まれました。自分はこの人を推してるんだという揺るぎない愛、そしてその愛にクリエイターが応えられるサービスとして、上手くハマりそうな気がしますよ。
Image: YouTube Gaming
Source: YouTube Gaming, YouTube Creator Blog
(ヤマダユウス型)