例のスマホよりはずっとお求めやすく。
昨年はBlackBerry(ブラックベリー)が端末製造から撤退し、そのブランドを冠した端末の開発/製造が中国TCLに引き継がれるなど、BBファンには激動の1年でした。そんなBlackBerryブランドから、新たなAndroidスマートフォン「BlackBerry Motion」がリリースされたんです。
BlackBerry Motion goes from rumor to real... makes appearance at #GITEX in Dubai! Full touch, HUGE battery. Learn more @BBMobile! pic.twitter.com/taZuwPFxke
— CrackBerry Kevin (@crackberrykevin) 2017年10月8日
10月8日から12日までドバイで開催中のGITEX Technology Weekで発表されたMotionは、本体前面にタッチスクリーンだけを搭載した、普通のAndroidスマートフォン。往年のBlackBerryスマホといえばQWERTYキーと独自OSですが、その面影はありません。
とはいえ、過去には物理キーなしの「BlackBerry Z10」や、Android OSを搭載した「BlackBerry Priv」などを発売していますし、こういったモデルはすでに驚くものではありません。Android CentralやThe Vergeの情報によれば、ディスプレイサイズは5.5インチでプロセッサは「Snapdragon 625」(Zenfone 3などで採用)、RAMは4GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は4,000mAh。ミドルレンジって感じのスマートフォンですね。
気になるお値段は、お求めやすく460ドル(約5万2000円)也。「iPhone X」を買うお金があれば2台も買えてしまうという、お財布に優しいラインを攻めてきました。
Android Centralによれば、BlackBerry Motionは「アラブ首長国連邦やサウジアラビアなど、はじめは中東のいくつかの国に向けて発売される」とのこと。アメリカや日本での発売時期については現時点では不明です。これからTCLによるBlackBerryブランドの端末が幅を広げていくことになるのか、注目ですね。
Thanks, Andrew! pic.twitter.com/94zxy4kMVP
— BlackBerry Mobile (@BBMobile) 2017年10月8日
現行の物理キー搭載モデル「BlackBerry KEYone」と「BlackBerry Motion」
Image: Twitter
Source: Android Central via The Verge
Tom McKay - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)