新Amazon Fire TVレビュー:黒い箱がオレオサイズになってぶら下がり、ほぼ何でも叶えてくれる
Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

新Amazon Fire TVレビュー:黒い箱がオレオサイズになってぶら下がり、ほぼ何でも叶えてくれる

「黒い箱」が小さくなって、ぶら下がり仕様になりました。

発売されたばかりの新Amazon Fire TVの米ギズモードのAdam Clark Estes氏による最新レビューをお届けします。


近年、セットトップボックスはどんどん小さく、安くなり、新しい機能が追加されています。

4K、HDR、Dolby Atmos Audioに対応した新モデルのFire TVは、このトレンドにしっかり乗っているといえましょう。お値段8,980円、そして小さい。でも唯一の問題はまだ新しいFire TVのすべてを使えないということ。すごく良いけれど「最高」ではないということです。


これは何?:4K/HDR/Dolby Atmos対応のTVストリーミングデバイス

価格:$70

好きなところ:なめらかなインターフェースと使いやすいAlexa

好きじゃないところ:ポートがないこと、TVの電源を入れたり消したりはできないこと

新しいFire TVは、セットトップボックスっぽい形をしていません。ドングルをTVのHDMIポートに直接挿して、画面の後ろにぶら下げ、電源用コンセントにつなぎます。2つのケーブルに指すだけなのでセットアップはとても簡単。

1.5GHzのクアッドコアプロセッサ、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO) 802.11a/b/g/n/ac対応、2GBのメモリ、8GBのストレージと、過去のAmazonFire TVの黒い箱をそのまま小さくしたような感じ。例えば音声で「90年代のアクション映画を出して」というと即座に検索してくれるAlexa対応の音声認識リモコンもあります。

セットトップボックス(黒い箱)が、スティックサイズになるということは、SDカードスロットとイーサネットポートを除外するという犠牲が生じます。この犠牲を補うために、 1,780円のイーサネットアダプタアクセサリが販売されています。4KのコンテンツをストリーミングするのにWiFi接続が貧弱な人には欠かせないアクセサリでしょう。SDカードスロットがあれば、Fire TVのメモリーを拡張して、映画コンテンツをダウンロードするのに便利だったのに…。でもなくなってしまいました。

Fire TVは、ストリーミングコンテンツを見るための安価で簡単なガジェットとして、多くの人に支持されると思います。最初のFire TVのイケてないインターフェースの時代は終わりました。低パワー、低速だったFire TV Stickでしたが、新しいFire TVは滑らかでスピーディー初めて電源を入れた瞬間から、たった5秒で映画やテレビのコンテンツがブラウジングされました。メニューをブラウズしてもタイムラグはほぼ発生せず、コンテンツは瞬時に読み込まれます。

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4K Ultra HDバージョンの上の新しいFire TV Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

音声認識対応のリモコンは、あらゆることをスムーズにします。検索したい映画の名前といった基本的な入力操作も、Philips Hueライトの調光までバーチャルアシスタントAlexaに何でもお任せすることができます。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

Amazon(アマゾン)嫌いな人はFire TVでの体験も嫌いだと思います。前モデル同様、新しいFIre TVでも、Amazonのコンテンツを最優先します。つまりアマゾンビデオサービスで配信されている映画やTVコンテンツの購入やレンタルを促され、プライム会員であれば、プライムビデオコンテンツが目立つように表示されます。新しいインターフェースは、Netflixや、HBOのようなアプリからのコンテンツは、ホーム画面や個々の画面(例:動画、映画、TV番組)に配置しています。

やっぱりFire TVは、“Amazonファースト”体験が軸となるわけですね。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

これは、セットトップボックス、スティック、もしくはドングルの世界では驚くことではなく、Apple TVは間違いなく”iTunesファースト”。Chromecastも当然、“グーグルファースト”。でもRokuは、プラットフォームに囚われないという考えのもと、全体のシステムを構築してきました。

数週間前、RokuはStreaming Stick +を発表しました。この70ドル(約8,000円)のガジェットは、4K、HDR、音声認識リモコンなど、Fire TVがもつ機能のほとんどが搭載されています(Streaming Stick+はDolby Atmos audioには対応していない)。ソフトウェア面から見ると、Streaming Stick+には、映画を検索したときに異なるアプリ間で価格を比較するという独自の機能があります。さらに、4Kコンテンツをどのアプリからでも見つけやすいのも良いですね。一方、Fire TVはAmazonのサービス上で視聴可能な4Kのコンテンツのみを表示します。ハードウェア面でも、Streaming Stick+のリモコンは、TVの電源とボリュームも操作できるというのが素晴らしいですね。Fire TVは、未だに2つのリモコンを必要とします。同じような機能をFIre TVに搭載するのは来年に期待といったところでしょうか。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

これはAmazonユーザーにとっては最高のガジェットです。ほぼすべてのことを叶えてくれます。

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Image: Adam Clark Estes/Gizmodo US

最後に

・セットトップボックスで望めるほぼすべての機能が搭載されている:4K、UHD、Dolby Atmos、Alexa、など

・オレオクッキーより少し大きく、TVの後ろに隠れるデバイスです。

・Alxa対応のリモコンは美しいですが、TVの電源や音量ををコントロールすることはできません

・TVの電源と音量もコントロールできるRoku Streaming Stick +は、70ドルです(編注:日本では未発売です)。

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文
(mayumine)

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