美麗な名車が現代に蘇ります。
ワーゲンバスやマイバッハなど、往年の名車が未来的なデザインで電気自動車になる例は枚挙に暇がありません。ですがあえて、1968年のEタイプ・1.5ロードスターというクラシックなモデルを中身だけ電気自動車にしてしまったジャガーは、ファンの気持ちをよく理解しているなぁと思わせてくれます。
それが「Eタイプ・ゼロ」。ではdesignboomより、Jaguarのプロモーション映像をご覧ください。
賛否はわかれるかもしれませんが、インパネがデジタル表示になっているのが未来的ですね。昔のEタイプは直列6気筒とV12エンジンがありましたが、エンジン音がなくなってしまったのはけっこう寂しいかもしれません。
かつての6気筒「XK6エンジン」と同サイズのリチウムイオン二次電池が積まれ、動力を伝えるパワートレインは220kWで駆動します。0~100km/hまで5.5秒で、40kW/hバッテリーは1回の充電(6~7時間)で270kmの航続距離を誇ります。地味な変更ですが、ヘッドライトはLEDに交換され節電も果たすとのこと。

エンツォ・フェラーリが「世界で一番美しい自動車だ」と褒め称えたこのEタイプ。実際に乗って、そのドライビングを体験してみたいですね。
Image: YouTube, JAGUR LAND ROVER
Source: YouTube via designboom, JAGUR LAND ROVER
(岡本玄介)