しかしなぜこんなデザインに!?
プログラミングが学べるロボットといえば、モジュールを組み替えて遊ぶ「Mabot」といったカワイイのがありました。ですがもうちょっと知識のある方々には、『オペラ座の怪人』のようなマスクを操る、顔面AIロボの「NOVA」はいかがでしょうか?
このNOVAは3つの眼(カメラ)で人物の顔を追うモーション・トラッキングや、色判別、距離測定などが可能で、それらはコーディングやエレクトロニクスを学びながらプログラミングができるようになっています。
ではKickstarterより、黒い顔が動く姿をご覧ください。
アルドゥイーノで動くNOVAは声の認識もでき、その気になれば台座に車輪をつけて走らせることも可能。オープンソースでさまざまなセンサーや機器類と接続し、更なる可能性を広げられます。マイクとスピーカーを付ければBluetoothやWi-Fiでアクセスできるので、こんな顔でも音声アシスタントとして使うこともできるかと思われます。
このキットは自分で組み立てなければならないので、そこで多少のエンジニアリング技術が試されます。これを作ったCreoqode社は、NOVAでソフトウェアとハードウェア教育の溝を埋めようと考えているのだそうです。
現在Kickstarterでは、139ポンド(約2万円)から出資ができるようになっています。目標額の2万ポンド(約296万円)まであと少し。けっこう人気があるようですね。
この顔だとややホラーなので、届いたらまずホッケーマスクや能面に変更するのも良いかもしれません。
Image: © 2017 Creoqode via Creoqode
Source: Kickstarter, Creoqode
(岡本玄介)