Google、ブラウザでAIを学習させることができるサイトを公開
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Google、ブラウザでAIを学習させることができるサイトを公開

こりゃ面白い。

マシーンラーニング、AI、こういった言葉がテック・ニュースに登場しない日はないですよね。それくらいAIとAIの学習は近年のテクノロジーの発展に欠かせないものになりました。

Googleが新しく公開したブラウザでできるAI実験「Teachable Machine」を使えば、マシーンラーニングのコンセプトの基礎の基礎を学べますよ。

「Teachable Machine」では自分のコンピューターについているカメラに写っているものをAIに判別させて、対応したGIF画像を表示させることができます。もちろん、サンプルを大量に渡して学習させるマシーンラーニングなので我々が「これが写ったらこうして」とプログラミング言語で定義付ける必要もありません。ただカメラにたくさん写すだけです。

こちらはGoogleディベロッパーによる説明ビデオ。

まずTeachable Machineのページを開いて緑のボタンを押しながらカメラに向かって手を振ってみましょう。右下のSkip Tutorialをクリックすると説明画面を省略することができます。ブラウザがカメラのアクセス許可を求めてくるかもしれませんので、許可してくださいね。

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緑のボタンを押している間にカメラが捉えたものをAIはサンプルとして学習するわけです。Googleの説明動画では、緑のボタンを押している間に手を振っています。次に真ん中の紫のボタンを押している間は何もせずにまっすぐカメラを見つめてみます。

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するとAIはカメラに写っている状態が「手を振っている=緑」なのか「何もしていない=紫」なのかを学習に基いて判別して、対応したGIF画像を右に表示してくれます。

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三つ目の赤のボタンでは目と口を大きく開いた「驚いた顔」を学習させています。三つすべて学習させれば、カメラに写っているものが三つのどの状態かをAIが判別してくれるわけです。

三つ学習させた後に、手を振ってみたり、手を振りながら驚いてみたり、微妙な動きをしてみたり、と色々なアクションをしてみるとAIの反応が楽しめますよ。

私も自分で色々と試してみましたが、なかなかの性能です。映像をたくさん見せることで似たような物を判別できるようになるのは感心してしまいますね。指が2本なのか、3本なのか、といった細かい判別もサンプルの量(ボタンを押している長さ)を増やすとかなりの精度で判別できるようになりました。

判別の後の画像を変更することも、音やセリフで反応させることもできます。例えば3人別の人間をそれぞれのボタンで学習させて、それぞれの名前をセリフとして対応させれば立派な顔認識システムです。私はコップ、ペン、人間の顔で識別させてみましたがそれは楽勝のようです。

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Image: Teachable Machine

GIF画像や音と組み合わせれば色々な楽しいシステムが作れそうですよね。マシーンラーニングの発展でテクノロジーの可能性が一気に広まっているのがよく分かります。


Image: A.I. Experiments: Teachable Machine by Google / YouTube
Source: Teachable Machine by Google via The Verge

(塚本 紺)

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