なんだか2足歩行型にトランスフォームしそうなデザイン。
自動車やバイクだけではなく「ASIMO」を作りヒューマノイドロボットも研究していたホンダ。このたび新しく作ったコンセプト・バイク「Honda Riding Assist-e」では、ASIMOで培ったバランス制御技術を投入して倒れにくいバイクを実現しました。
この技術は、渋滞時や信号での発進/停止の時など極めて速度が遅いシーンでアシスト機構が働き、マシーンのバランスを制御してくれる優れモノ。
とにかくデザインがカッコ良いので、まずはNFS MOTORCYCLESの動画をチェックしてみてください。
10月27日から10日間開催される、第45回 東京モーターショー2017でお目見えするこの「Honda Riding Assist-e」。
成人男性が跨った姿から察するに、イイとこ400ccのバイクと同じくらいのサイズかなと思われます。
HONDAの公式サイトによりますと、パワートレインには地球環境に優しいe-Driveを採用し、Hondaが掲げる2030年ビジョンの「自由で楽しい移動の喜び」や、「カーボンフリー社会の実現」を具現化しようと試みているとのこと。
単車乗りなら教習所の一本橋で皆さんご経験済みですが、超低速でバランスを取るのは本当に難しいんですよね。ついでにつまらない立ちゴケで、エンジンやブレーキレバーに傷をつけたりすることもあったりしますし?
電気で走り転倒しにくいバイク。これが普及すれば、これから自動二輪車人口がもっと増えるかもしれません。しかもこんなデザインなら大歓迎ですよね。実際どのようにバランスを取るのか、モーターショーで拝見してみたいものです。