廉価版といえばiPhone 5c。懐かしい。
もうすぐ発売される「iPhone X」は日本価格が税別11万円を超える、かなりの高価格モデル。正直、購入をためらっている人もいることでしょう。しかし来年登場するiPhone Xの後継モデルには、海外向けに廉価なモデルが存在する…のかもしれませんよ?
中国語サイトのEconomic Dailyが匿名サプライチェーン筋からの情報として伝えるところによると、Apple(アップル)は現在「Lisbon」「Hangzhou」という2つのコードネームの端末を開発しています。この名前はポルトガルのリスボンと中国の杭州市がモデルとなっているようですが、この内のHangzhouがiPhone Xの廉価モデルに相当するようなのです。
廉価版と聞くとどのような変更があるのかが気になりますが、残念ながらEconomic Dailyは具体的なスペックなどについては触れていません。ただ、廉価版を発売するにあたって一番簡単な方法は「ストレージ容量をより小さくする」ことでしょう。iPhone Xでは256GBモデルと64GBモデルの2つが発売されますが、ここに32GBモデルを追加すれば値下げは可能だと予想されます。
これについてはMacお宝鑑定団[Blog]羅針盤も、「32GBモデルなら1万円程度の値引きは可能だろう」と予測しています。11万円台から10万円台…。それでも、安くなってくれるならいいことです。ただ、残念ながらこの廉価版iPhone Xは中国とインド向けに投入される予定なので、私達が目にする機会はないかもしれません。
Image: Apple
Source: Economic Daily via Apple Insider, Macお宝鑑定団[Blog]羅針盤
(塚本直樹)