ラストスパート、見せてくれ!
これまでさんざん生産が遅れていると報じられてきた「iPhone X」ですが、ここにきて希望の光が見えてきました。台湾紙のDigiTimesは、iPhone Xの部品の生産性が現在向上していると報じているんです。
これまでの情報では、iPhone Xの「TrueDepthカメラ」に生産性の問題が生じていると報じられていました。これは前面のノッチ(切り欠き)から赤外線を投影して顔の形を三次元的に把握するための部品ですが、その中でも「ドットプロジェクター」の数が揃っていなかったそうなんです。
そしてDigiTimesはサプライチェーン筋から情報を得たとして、このTrueDepthカメラ(3Dセンサー)部品の生産性が改善していると報じています。またiPhone Xの出荷量も10月より後からは増加し、クリスマスや新年などホリデーシーズンの需要を満たすだろうとしています。おお、この情報が本当なら、年内入手くらいならなんとかなりそうな印象ですね!
つい先日には新華社通信の記事により、Foxconn(フォックスコン)の工場から初回出荷が始まったとされるiPhone X。例年の出荷台数をベースにした予想だと、日本への割り当て台数はこれまでよりも少なくなると予測されています。残念ながら、2017年10月27日の予約開始日には争奪戦の模様を呈することとなるでしょう。
しかし今回の報道のように年内にはなんとか手に入るとすれば、待てる人も多いのではないでしょうか?
Image: Shutterstock.com
Source: DigiTimes via 9to5Mac
(塚本直樹)