またまた不安になる情報が…。
ここのところ品薄のニュースばかりお伝えしている気がするiPhone Xですが、さらに気になる情報です。Nikkei Asian Reviewの報道によれば、iPhone Xの年内出荷台数は2000万台となり、当初の計画の半分程度しか達成できない見通しなんですって!
報道によれば、この生産計画の誤算はやはりiPhone Xの生産上の問題と部品供給にあるんだとか。これについては、以前からiPhone Xの顔認証機能「Face ID」に利用するTrueDepthカメラの部品が足りないと報じられていました。
また過去には、サプライヤー筋で有機ELディスプレイの生産に関する問題があったそうです。ただし、この問題は今年7月に解決済み。そして問題はやはりTrueDepthカメラ部品にあるようで、その生産性が改善されたのは9月の終わりになってからだったそう。新型iPhoneのイベント後にようやく量産の目処がたったということで、iPhone X発表前の「量産は9月第3週に?」というニュースと一致します。
Nikkei Asian Reviewによれば、現在のiPhone Xの生産スピードは月産1000万台ほど。一方、過去のiPhoneが発売週末に1000万台以上を売り上げていたと考えると、これはかなり少ない台数といわざるをえないでしょう。またアナリストの予想では、iPhone Xは販売開始時に200〜300万台しか用意されない、という情報もありますね。
いろいろと不安が高まるiPhone Xの供給体制ですが、一応11月3日の発売日には店頭在庫も用意されるそうです。もし予約できなくても、頑張って並べばもしかするとワンチャンあるかも…?
Photo: ギズモード・ジャパン
Source: Nikkei Asian Review via 9to5Mac
(塚本直樹)