そしてセルフィーは次のステージへ。モトローラ、1600万画素インカメラの「Moto X4」が国内上陸

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そしてセルフィーは次のステージへ。モトローラ、1600万画素インカメラの「Moto X4」が国内上陸
Photo: ギズモード・ジャパン

モトローラも女子のほうを向き出したようですよ。

2017年10月26日(木)、モトローラの新型スマホ「Moto X4」と、付け替えて楽しめるMoto Zシリーズ用のMoto Modsファミリーの新作「Moto ゲームパッド」「Moto 360 カメラ」が、国内向けに発表されました。

Moto X4は先日、海外で発表があったAlexa対応モデルとやらですね! さて、日本モデルではAlexaに対応するのでしょうか?

ハイエンドモデル「Moto X4」。金属とガラスの筐体が美しい

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Photo: ギズモード・ジャパン

早速、Moto X4のほうからハンズオンと参りましょう。

まず、モトローラのスマホはZ、X、Gシリーズの3ラインが国内にありますが、今回は真ん中のXシリーズで、その4世代目となります。Xシリーズで初めてデュアルカメラを搭載しました。

カラーはスーパーブラックスティーリングブルーの2色。ガラスとメタルを組み合わせた上品かつ先鋭的なデザインになっており、フレームのエッジ部分でも曲面は少なめです。全体的にフラットな形をしているので、持ち心地もよし。

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Photo: ギズモード・ジャパン


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Photo: ギズモード・ジャパン

前面と背面には頑丈なコーニングゴリラガラスを、側面にはマットな手触りのオールアルミフレームを配しています。光をS字型に反射する背面の仕上げも見事なものです。

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Photo: ギズモード・ジャパン
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Photo: ギズモード・ジャパン

そして発表会で特にアピールされていたのがカメラ性能。アウトカメラが1200万画素と120度広角800万画素のデュアルカメラなのもナウいところですが、インカメラが1600万画素もあるのは驚きです。

これに「ビューティーモード」による美肌加工や各種エフェクトなどがかけられるわけですから、ただならぬセルフィー力(ちから)を感じてしまいますよ。

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Photo: ギズモード・ジャパン

セルフィーでエフェクトをかけるとこんな感じに。エフェクトはアウトカメラでも使えるので、可愛い我が子や友達のデコ撮影もワンタッチです。しかもエフェクトや美肌加工はリアルタイム処理ですからね。こいつぁ賢いカメラだ。

また、流行りの後からフォーカスが調整できる「セレクティブ・フォーカス」機能や、撮影した建物の情報をインターネットから引用してくれる「ランドマーク認識機能」など、撮影そのものに対するアプローチも多彩になりました。Moto X4、スマホならではの撮影が楽しい一台となりそうです。

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Photo: ギズモード・ジャパン

最後に、同じデュアルカメラをもつ「Moto G5s Plus」と並べてみました。カメラ周辺が腕時計のベゼル的に加工されているのもMoto X4の特徴です。

さてMoto X4といえば、9月に海外で発表されたとき、AmazonのAIアシスタント・Alexaに対応したことが大きく謳われましたが、そこのところはどうでしょうか?

担当者に確認したところ、現時点では国内版Moto X4にAlexaは搭載されないとのことです。が、Amazon Echoが日本に上陸しAlexaの日本語版が正式にリリースされれば、アップデートで追加する可能性もあるとのこと。Amazon Echoの上陸は年内と言われていますし、待ってるよ、Alexa!

ゲームパッドと360°カメラ。Moto Zシリーズ用の新作モジュールも2つ登場

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Photo: ギズモード・ジャパン

今回のXシリーズには装着できないのですが、発表会ではMoto Zシリーズ用のMoto Modsも2種類、国内発表されました。

1つめは、こちらの「Moto ゲームパッド」。スティックの押し込みにも対応した本格派なコントローラーで、1,035mAhのバッテリーを搭載しています。連続駆動は8時間、3.5mmヘッドセット端子も完備。

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Photo: ギズモード・ジャパン

操作感や重心などの違和感は無し、ボタンの押し心地も十分です。LRを押すとキーが赤く光るんですが、人目のある場所でプレイする時はこれが少し目立つかも。テールランプみたいで好きなんですけどね。

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Photo: ギズモード・ジャパン

サイズ感はPS Vitaを横にニュっと引き伸ばしたようなくらい。スマホ本体の収まりもよく、ゲームパッド派のスマホゲーマーならば愛着が湧くモジュールになるでしょう。

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Photo: ギズモード・ジャパン

2つめのMoto Modsファミリーの新作は、こちらの「Moto 360 カメラ」。このモジュールをMoto Zシリーズに取り付けるだけで、デフォルトのカメラアプリが360度カメラに化けるんです。特別なアプリも不要ですし、通常カメラ同様に露出やISO設定もできちゃいます。

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こんな風に、モジュール上部にカメラがくっついているんですね。Moto ゲームパッドもそうですが、Moto Modsのモジュールは強力なマグネットでスマホとバチっとくっつきます。分離合体はオトコノコのロマン。

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写真以外にも動画撮影やライブストリーミングに対応しており、イベントの様子を定点カメラ的に放送したり、YouTubeに360度動画としてアップしたりすることも。摩訶不思議な360度撮影が身近になる、ハイテク感あふれるモジュールです。

これらのMoto Modsファミリーは、現在ヨドバシカメラなどの量販店でタッチアンドトライができるように準備を進めているとのこと。モジュールをバチっと付け替えるあの感じはなんともいえぬカタルシスがあるので、見かけたらぜひともバチバチ試してみて下さい。


最後にまとめを。Moto X4はドコモ、au、ソフトバンクの全キャリア対応で5万3800円(税抜)。発売日はスーパーブラックが10月27日(金)、スティーリングブルーが11月2日(木)。「Moto ゲームパッド」は1万1800円(税抜)、「Moto 360 カメラ」は2万9800円(税抜)。発売日は共に10月27日になります。

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Photo: ギズモード・ジャパン

発表会でいただいたモトローラロゴ入りマカロンも、このあと美味しく頂きました。ごちそうさま!



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