そのうち、顔認証で自動に運んでくれたりして。
「AI」という言葉を耳にするとついロボットなどを想像してしまいますが、実は生活に身近なところでこそ、その活用が期待されています。
その一つが、エレベーター。IBMのWebメディアMugendai(無限大)にて、AIのエレベーターへの応用の話題が伝えられています。
登場するのは、フィンランドに本社を置くKONEという、エレベーターやエスカレーターなどを手掛ける企業。同社の製品は全世界で100万台以上が使用され、1日に10億人もの移動をサポートしているのだとか。IBMは、同社が誇るWatson IoTとコグニティブ技術を、エレベーターの監視やメンテナンスに役立てる試みに着手しているのだそう。
それにしても気になるのは、エレベーターにAIを搭載して何が実現するのかですよね。Mugendai(無限大)によれば、稼働状況などのデータをリアルタイムに把握してWatsonで分析することで、故障時期を高い精度で予測できたり、万が一問題が起こっても迅速に対応できたりするようになるのだとか。
個人的には、AIの力で「ボタンを押したらすぐに来るエレベーター」なんて、勝手に期待しちゃいます。AIとエレベーターの未来についてご興味のある方は、Mugendai(無限大)より360度動画と一緒にお楽しみください。
Source: Mugendai(無限大)
(渡邊徹則)