寒い時は暖かく、暑くなったらOFF。
と、温度調節できるウェアを試してみましたよ。
こちら、クラウドファンディングサイト「machi-ya(マチヤ)」にて、出資を募っているヒーター内蔵のスポーツウェア「POLAR SEAL(ポーラーシール)」です。特徴をざっくり言うなれば、モバイルバッテリーで身体を暖めるられる未来的スポーツウェア。

背中と腰部にヒーターが備わっており、モバイルバッテリーの電力で熱を発生します。

セットアップは簡単で、左ポケットにUSBケーブルが収納されているので、そちらに市販のモバイルバッテリーを差し込めばOK。10,000mAhクラスのモバイルバッテリーなら、2つのヒーターを最高温度で利用して8時間駆動できるとしてます。
最も優れた点は、温度をコントロールできる点。

たくさん着込んだり、使い捨てカイロなどでも暖は取れますが、POLAR SEAL(ポーラーシール)であれば、腕に備わったボタンで、暑くなったら温度を下げる。もしくは、パワーオフにするだけで温度調節が可能です。

試用していた時は、朝寒くて、電車は暑くて、帰りも寒い! というまさに温度調節が難しい季節。普段なら一枚脱いだりして温度調節していますけど、この時はPOLAR SEAL(ポーラーシール)が大活躍でしたよ。手元で温度調節できて余分な荷物も増えないのがGOODですね!
こうして僕は日常生活での利用でしたけど、これから冬本番となれば、スキーやスノボといったウインタースポーツでも活躍しそう。移動中は寒さが身にしみますけど、いざ滑り出しちゃえば暑くなってきますしね。こうして、好きな時に暖かくでき、不要になったらオフにできるというのは、ある意味理想的な温度調節ウェアであるように思えます。

ただ実際に着てみると欠点も見つかりました。1つはやはり重さです。
ヒーターとケーブルが内蔵されているため、重量は一般的なスポーツウェアと比べても重めで、実測値で638gほどあります。これにモバイルバッテリーの重さが加わるので、このシステムだけでおよそ1kg弱は覚悟しておきましょう。「なんだ、おめぇも重いの着てたのか」と、ドラゴンボールのワンシーンを頭に思い描きながら脱いでください。この際「ズシン」と効果音を加えるとモアベターです。
もうひとつが、手洗い推奨という点。ボタン類は防水加工されているため、雨天や雪でも利用できるのですが、洗濯となると洗濯機不可で、温水または中性洗剤での手洗いが推奨されています。日常的に使いたいのであれば、ここはちょっぴりネックですね。
こうしたデメリットも感じましたが、自分のタイミングで温度を調節できるというのは素晴らしく快適で、未来のウェアの可能性を垣間見ることができました。暖かさも3段階で設定できるため、上手くコーディネートすれば、冬場やスポーツシーンのファッションに変化が起こるかもしれません。
このPOLAR SEAL(ポーラーシール)はクラウドファンディングサイト「machi-ya(マチヤ)」にて1着23,900円(税込・送料込)で支援できますよ。寒さの厳しい季節に最適なテクノロジーウェア。お値段はやや高めですけど、僕のように温度調節に悩んでいる方は、ぜひ下のリンクよりキャンペーンページをチェックしてみてください。
Image: machi-ya
Source: machi-ya
(小暮ひさのり)