UFOじゃないよ。ロボット掃除機でもないよ。VRカメラだよ。
手軽に使えるVRグラスが増えている時代ですもの、全周囲を見渡せる動画コンテンツの需要も増えまくるでしょうね。といったところでお立ち会い。Samsung(サムスン)、新しい360度カメラをロールアウトするようですよ。
ニューカマーのお名前は「360 Round」。既存のGear 360を置き換えるものではなく、ハイエンド版というかプロユースを意識したモデルであることが見て取れます。編集ソフトの推奨環境はCore i7-6700K・GTX 1080で、さらには850W powerと、電源のワット数まで明記しているんですもん。850Wの電源を搭載したデスクトップWindowsって、ゲーミングPCでもそうそうないのでは。
レンズ&センサーは全部で17個。8方向を向く8つのステレオカメラに、天を見据える1機のカメラの組み合わせ。Gear 360も4K 360度撮影に対応していましたが、「360 Round」は3D 4K動画(30fps)が撮れます。また屋外に据え置いての撮影ができるように、防水・防塵性(IP65)もバッチリ。冷却ファンもなく、低消費電力な作りとなっています。内蔵マイクは6つ。視点を動かしたときに、音源もぐるりと動いてくれるのでしょう。
しかも3D 4K 360度の映像配信も可能だよ! Core i7-6950X 、32GB DDR4 RAM、GTX 1080 Ti☓2枚が 必要ですけどね。
価格はまだ不明ですが、205☓205☓76.8mm・1.93kgというサイズ感からも…基本プロユースでしょうね。おいくらになるんだろう?