けっこううまく指定できますよ。
ブログから商業用のウェブサイトまで、幅広く利用されるストックフォトサービス。そのうちの一つのShutterstockがマシンラーニングの成果として、オブジェクトの位置を指定して画像が検索できるサービスを公開しました。
Shutterstock Labsにて利用できるこのサービスは、まず上の検索窓で調べたいものの名前、たとえば「cat」「dog」「frog」などを指定します(残念ながら、日本語は非対応)。その後、左側の「Layout」の窓でサークルに囲まれたオブジェクトの位置をマウスドラッグで移動させると…あら不思議、レイアウトどおりの画像が表示されるじゃないですか!
例えば、上の画像はcat(猫)とdog(犬)で試してみたものです。やはり犬と猫という組み合わせはサンプル数が多いのか、かなり正確に指定したレイアウトどおりの画像が見つかります。まぁ、いつも正確ってわけじゃないみたいですけど。

その他にも、若干マイナーなfrog(カエル)とant(蟻)というキーワードでも、ちゃんとレイアウトが指定できました。それにしても、右上のラズベリー?に乗っているカエルはどういう基準で選ばれたんでしょう…?
今回利用されたマシンラーニングはテック業界では広く利用されており、例えば静止画を動画にする「DeepWarp」、それにAdobe(アドビ)の魅力的な自撮りを作るテストアプリなどで披露されています。ちょっと縁の遠そうなマシンラーニングも、こんな風に便利に使えるとわかるとなんだかたのしくなってきますね!
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Source: Shutterstock via The Verge
(塚本直樹)