謎のカウントダウン発動中。Snapchatがアート関連のARサービスをリリースか?

    謎のカウントダウン発動中。Snapchatがアート関連のARサービスをリリースか?
    Image: art.snapchat.com

    予想外の機能がやってくるようです。

    写真や動画をオモシロ可愛く加工するSNSメッセージ・アプリ「Snapchat」。これまで「Bitmoji World Lenses」や「Dancing Hotdog」フィルターなどの機能を追加してきましたが、また新たに何かが追加されようとしています。

    公式サイトにアクセスすると、謎のカウントダウンが画面いっぱいに現れているのですが……これは一体?

    そこで現在Twitterでは、自分のコンピューターの時計をカウントダウンが終わる時間に設定した猛者が何人も現れ、このサイトがどう変わるのか、未来を見た人たちのツイートが出てきています。

    Jonah Grant‏さんのつぶやきを見てみましょう。



    これは現代アーティストのジェフ・クーンズによる『Baloon Dog』ですね。あたかも『ポケモンGO』のように、現実世界にクーンズが作ったステンレス製の巨大彫刻をARで出現させるだけでなく、世界のどの観光スポットに彼の作品が隠れているのかという地図も作られています。

    いくつかスクリーン・ショットもご覧ください。

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    Image: art.snapchat.com


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    Image: art.snapchat.com


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    Image: art.snapchat.com


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    Image: art.snapchat.com

    パリのシャン・ド・マルス公園、N.Y.のセントラル・パーク、シドニーのオペラハウス、ロンドンのハイド・パークなどなど、ARの世界なら手軽に巨大なオブジェを設置できるわけです。

    さらにサイトでは、音声がないプロモーション動画も発掘されています。Josh Constineが公開した映像を見てみましょう。

    Video: Josh Constine/YouTube

    この機能は「Snapchat ART」と呼ばれるようで、動画ではクーンズ自らがこのサービスを宣伝しているようです。

    『Baloon Dog』は2013年に、オークションで58億円という金額で落札されたことでも知られています。これは存命のアーティストで史上最高値を記録しました。Snap社は現代美術界で1番の作家と手を組むことになるわけですが、これがどこまでユーザーに受け入れられるのかが気になります。

    公開後のサイトでは、本サービスに興味を持ったアーティストたちが登録する画面もあるとのことですが、有象無象のアマチュア作品が溢れかえるのはちと困りモノです。なので美術好きのためにも、今後ダミアン・ハーストや草間彌生、ダヴィッド・チェルニーといったアーティストらによる屋外型オブジェも登場させて欲しいところですね。

    ちなみにSnap社はFacebook(フェイスブック)から約3000億円の買収オファーを蹴ったり、5月には時価総額が300億ドルから半額に下がるなど、ビジネス的に苦難の道を歩んでいます。この試みが成功するのかどうか、各方面からの注目度も高そうです。

    Image: art.snapchat.com
    Source: Twitter, YouTube

    Tom McKay - Gizmodo US[原文
    岡本玄介