ふわっふわ、ふわっふわだよ!
はい、こちら豊田合成のブースです。このかわいらしい物体。新しいSFアニメのキャラクターじゃありません。また、怒っているように見えるかもしれませんが、別に怒っていません。
これは自動運転のEVコンセプトカー「Flesby II」です。緑色の部分は布っぽい素材でできています。ふわふわしてます。
高速走行モードになると全高が低くなるなど、状況に合わせて変形するのもポイントです。

お顔はこんな感じ。ライトの部分は、ウインクしたりします。ほんとに顔みたい。

おしりはこんな感じ。ぷりんとしてます。触るとふわふわです。

こちら運転席になります。一人乗りです。運転席もふわふわです。側面の三角がいっぱい集まっているところには、LEDが仕込まれており、タッチパネルになっています。もちろんここもふわふわ。必要に応じていろいろな色で光るので、タッチすると照明の色が変わったりします。
ただ、布っぽい生地なので、タッチしまくると汚れそう。そうスタッフの方に伝えると「そこが今後の課題です」とのこと。洗えるようになるといいかもしれませんね。

シート部分はいい座り心地です。エアバッグが仕込まれており、座ってタッチパネルを押すと、体にフィットするようにシートが動きます。いやー、ラグジュアリー。

運転席です。自動運転モードではハンドルが格納されていますが、通常運転時はハンドルとブレーキ、アクセルのペダルがウイーンって出てくるそうです。
僕みたいな「ハンドルは10時10分の構え」な人間から見たら、不安になっちゃいますが、これからはこういうのが普通になっていくんですかね。スタッフの方曰く「2030年にこういうクルマが走っているといいなと思います」とのことでした。

いろいろお話を伺っていたら、最後に「よかったらどうぞ」と、ふわっふわの付箋をいただきました。ありがとうございました。
Photo: 三浦一紀
(三浦一紀)