「iOS 11」になって発生するようになった8つの問題とその対処法
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「iOS 11」になって発生するようになった8つの問題とその対処法

大幅アップデートによる綻びも?

OSのアップデートをする時は、いつも期待と不安の入り混じったような気持ちになるものです。iPhone/iPad向けOSの最新バージョン「iOS 11」へのアップデートでは、大幅に利便性が向上した点(特にiPadとか)もあれば、逆にそれによるバグや仕様変更で不都合に感じてしまう点もありました。米GizmodoのDavid Nieldさんが、リリース以降ユーザーから上がったiOS 11の大きな8つの問題とその対処方法をまとめてくれています。


iOSデバイスを最新のiOS 11にアップデートすると、新しい機能が使え、セキュリティも向上するのですが、もちろんいいことばかりではありません。頻繁にバグも発生してしまいます。iOS 11がリリースされて以来数え切れないくらい多くの問題が報告されています。そこで皆さんも直面するかもしれない(もしくは既に直面した)それらの問題と対処法についてまとめておきましょう。

いくつかの報告によると、iOS 11はAppleのモバイルOSの中でも特に欠陥の多いバージョンだとも言われているみたいなので、ちょっとどうにもこうにもならない問題もいくつかあるのですが、とりあえずできることから...ということで。

「i」が自動修正で「A」になってしまう問題

最もおかしなバグの一つが、キーボードの「i」を押すと、自動で変な記号とともに「A」に修正されてしまうというもの。

なぜ一部のユーザーの間でこんなことが起こっているのかは定かではないのですが、おそらく自動修正AIに何らかの不備があるんでしょう。ただ、Appleはその改善に当たっていますので、改善されるまで設定のキーボードの自動修正機能をオフにしておくことをおすすめします。

もしくは代わりに、文字の代替機能で、大文字の「I」を入力し、ショートカットとして「i」を設定するという方法も。

更新:その後、AppleのiOS 11.1.1のバージョンがリリースされ、このバグは修正されました!

パフォーマンスが低下する問題

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Image: David Nield/Gizmodo US
初期化前のバックアップはお忘れなく

iOS 11はiPhone 5Sなどの古いデバイスでも動きますが、動作のパフォーマンスがかなり低下するかもしれません。実際に、かなり多くのユーザーがそのことを報告しているようです。

アップデートされたiOS 11.1だと多少もろもろの動作スピードが上がった模様ですが、サクサク動いていたiOS 10にはもう2度と戻れなくなります。

iOS 11.1にしてパフォーマンスを向上するためにも、アップデートのための端末内の空きスペース(「設定」>「一般」>「ストレージ」から確認可能)を地道に確保しましょう。もしくは、全データをバックアップした後に初期化すると、一気に空きスペースも復活しますよ。

ミュージックプレイヤーの操作ができない問題

一部のユーザーから、iOS 11の新たなコントロールセンターからからSpotifyのプレイバックボタンが使えないという報告が上がってきているようです。この場合、アプリのアップデートを待つしか方法はありませんね。

Spotifyのアプリをアップデートすればなおったというユーザーもいれば、iPhoneを再起動して、Spotifyアプリを再インストールすればなおったというユーザーもいるようです。

アプリ内のバグはiOS 11をかなり残念なものにしてしまうので注意ですね。ただ、これらのバグはデベロッパーがアプリを最新OSに最適化していけば少しずつなくなっていくはずです。

バッテリー消費量の急増問題

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設定画面からどのアプリが特にバッテリーを食っているのか確認できますよ

これは毎度のことかもしれませんが、iOSのアップデートが日々のバッテリー消費量を悪化させてしまうようです。理論的には、後続のiOS 11アップデートによってバッテリー消費量の問題は改善するはずです。Appleがコードを最適化して、古いデバイスと新しいデバイスのバッテリー利用効率を向上してくれます。設定のソフトウェアの更新ページを確認し続け、新しいバージョンが出たら、すぐにアップデートしちゃいましょう。それに合わせて、アプリのアップデートをすることも忘れてはいけませんよ。デベロッパーの方たちもiOS 11で上手く動くようコードを最適化してくれているはずです。

それ以外の方法としては、普段の利用を見直すということですかね。低電力モードを有効活用して、ディスプレイの明るさを抑え、早めにスリープモードに切り替えるようにする(設定の「画面表示と明るさ」から)などがあげられます。

Wi-FiとBluetoothがオフれない問題

厳密に言うと、これはバグではなく仕様上の問題です。コントロールセンターのショートカットアイコンからWi-FiとBluetoothを切っても、完全に切ったことにはならないんです。これだと単に今つながってるWi-FiやBluetoothから切り離すだけです。むしろ、iPhone内の受信機はオンのままになっていて、引き続きネットワークを検出しようとしているため、通常よりもバッテリー消費量が上がってしまいます。

完全にWi-FiとBluetoothをオフにしたければ、設定画面のWiFiとBluetoothの項目から完全にオフにする必要があるでしょう。一瞬でオフにしたい場合は、コントロールセンターから機内モードボタンをオンにするというのもアリですよ!

電卓が正しく計算してくれない問題

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残念ながら電卓を信じられなくなります

これもまた変なバグで、iOS 11の電卓が時々誤った回答をしてしまうんです。見たところどうやら、これはキーの入力速度をちゃんと認識できていないことによる問題のようで、「1+2+3」と入力してみると「6」(正解)か「24」(「1+23」と認識してしまっている)と回答してしまいます。

この問題に関しては、Appleが修正してくれるまで待つかしかないようです。電卓が正確な回答をしてくれるというのは、おそらく一般ユーザーであれば誰もが当たり前のことだと思っている基本機能だと思いますので、できる限り早い復旧を期待したいところです。

それまでの間、GoogleやBingなどのウェブ電卓を利用するか、無料のサードパーティ製電卓アプリ(Calcbotなど)を使うかですかね。

更新:MacRumorsによると、iOS 11.2のバージョンでこのバグは修正される予定のようです。

アプリがフリーズしたり、落ちてしまう問題

iOS 11上だとアプリがフリーズしたり、落ちてしまうという報告がたくさんあがっています。これは、iOSの新バージョンにアップデートすると大体いつも発生している問題です。もし、アプリの最新バージョンにアップデートしてもなおらなければ、Appleやアプリのデベロッパーが対処してくれるのを待つしか方法はないかもしれません。

ただ、いくつか触れておくべき重要な点も。まず、iOS 11は32ビットのアプリへのサポートを完全に廃止しました。おそらく、アプリが動かないことの原因はほとんどこれだと思います(もし、アプリがこの変更で影響を受けているようであれば、スクリーン上にそのような表記がされているはず)。

2つ目に、iOSは「HEID」や「HEVC」と呼ばれるイメージや動画フォーマットをアップデートに加えました。これらが特に写真アプリなどで問題を引き起こしている可能性があります。アプリがこれらの新しいフォーマットに対応させるまで、一時的に設定上のカメラのフォーマットを「互換性優先」に切り替えましょう。

音が割れる問題

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時にはアップデートで修正されるのは気長に待つことも

iPhone 8やiPhone 8 Plusの音が割れている?あなたのiPhoneだけの問題ではありませんのでご安心を。断続的にiPhoneの音が割れることがあるという問題が多くのユーザーからあがっています。

ただ、これに関しては、Appleが既に修正してくれたようです(理論上は...)。iOS 11.0.2へのアップデートは、いくつかあるバグの修正パッチと合わせて、「電話中に音が割れる」という新モデルのiPhoneに限定された問題に関するパッチも含んでいたようですから。


これらの問題が起きるとイライラすると思いますが、時には、じっと黙ってAppleやデベロッパーが修正してくれるのを待ってみるというのも重要なんでしょう。ちなみに、Appleのサポートコミュニティ上で、あなたのほかに同じ問題を抱えたユーザーがいないか確認することができますよ。

少しでも早くこれらの問題が修正されることを祈りましょう。



Image: David Nield/Gizmodo US
Source: MacRumors

David Nield - Gizmodo US[原文
(Doga)