今から欲しくてワクワクしてしまいます。
Apple(アップル)が2017年9月のiPhoneイベントで発表した、ワイヤレス充電マット「AirPower(エアパワー)」。これはiPhoneからApple Watch、AirPodsなどを一気に充電できるAppleの純正アクセサリーです。
どうして今になって、このAirPowerの情報をまとめることになったのか? きっかけは11月3日に発売したiPhone Xでして、僕はすぐ乗り換えたのですが、ワイヤレス充電に対応しているiPhoneを買ってしまったらベストなワイヤレス充電器を探してしまうわけで…。幸い僕はApple WatchとAirPodsも使っているので、最近AirPowerが超欲しいんです。
ですが、9月の発表イベントではドタバタと紹介されて、AirPowerの詳細があまりわからなかった印象がありました。ですので、今日はひとまず落ち着いて、AirPowerについて今わかっている情報をおさらいしてみようと思います。
AirPowerは2018年に発売

まずAirPowerは、現時点では発売されていません。発表会でも2018年発売と告知されていて、Appleの公式サイトでも「2018年に登場」と書かれています。詳細な日程はまだわかっていません。
AirPowerは3台まで同時充電できます
AirPowerは、ワイヤレス充電に対応したiPhone、Apple Watch、AirPods(後述)を、合計3台まで同時に充電できます。

しかしApple Watchのサポートページを見ると、「Apple Watch Series 1」のスペックにはAirPowerへの対応が記載されていません。まだAirPowerの詳細が発表されていないので確定情報とは言い難いのですが、それでも充電できるApple Watchには一部制限がありそう。Series 2への対応についてもわかっていません。
AirPodsも充電できます

そして謎に包まれているワイヤレスイヤホン「AirPods」への対応について。発表会では確かにiPhone X、Apple Watch、AirPodsと並べて充電されているシーンが公開されましたが、その詳細についてはよく語られませんでした。
違いはLEDインジケーターが前面についたことと、背面のボタンがやや上に移動したことで、9月の発表会では実機が展示されていました。
ワイヤレス充電対応のAirPodsはケースが単体で発売?
現在のAirPodsに付属している充電ケースはワイヤレス充電に対応していません。そこで代わりの充電ケース、あるいはAirPods自体の買い替えが必要になると思われるのですが、現時点ではその販売情報は発表されておらず。
噂段階ではありますが、充電ケースが単品で69ドル(約7,600円)で、12月に発売されるという話もあります。
でもこれはすでにAirPodsを持っている人向けですね。これからAirPodsを買う方は、すべてワイヤレス充電に対応したケースになると思われます。
AirPower専用の充電音がある
AirPowerの特権として、充電を開始したときの専用のSEがあります。下の動画でも確認できますが、「ブワーン」という音が鳴ります。
また他のデバイスを乗せたとき、iPhoneの画面にアニメーションが流れるのもAirPowerの特権(これは欲しくなる…)。
AirPower、充電速度は…?
mophieなどが発売しているワイヤレス充電パッドの仕様を見ると、「高速ワイヤレス充電は、年内に無料で提供されるソフトウェアアップデートによって利用できるようになります」との記載があります。この高速ワイヤレス充電は7.5Wなのですが、AirPowerが何Wになるのかはわかっていません。
ちなみに7.5Wでの充電は、次のiOS 11.2のソフトウェアアップデートで解放されることがわかっています(現時点では5W)。
AirPowerの価格は2万円超え?

最後に、気になるお値段について。AirPowerは発売日だけでなく価格も発表されていないのですが、MacRumorsが紹介しているポーランドのオンラインサイト「X-Kom」では、その価格は199ドル(約2万3000円)になるとの情報が登場しています。
想定内の価格ですが、ちょっと高い気も…。はたして本当に、ワイヤレス充電マットに2万円超えの値段が設定されるのでしょうか?
イベントで展示された実機写真
ここまで読んでいただけたということは、僕のようにAirPowerを渇望しているということですね…。では、9月のiPhoneイベントで展示された実機をご覧いただきお別れです。


