Amazon Echo DotとGoogle Home Mini対決! どっちを買うべき?
Image: Gizmodo US/YouTube

Amazon Echo DotとGoogle Home Mini対決! どっちを買うべき?

だいたい同じ、でもタスクによって得手不得手も。

Amazon Echoがついに日本でも発売されましたね! Amazon Echoには普通のEchoにEcho Plus、お手頃なEcho Dotがありますが、とりあえず5980円で買えるEcho Dotで試してみようかな、という方も多いと思います。でもお手頃スマートスピーカーにはもうひとつ、6000円のGoogle Home Mini(以下Home Mini)もあり、こちらも10月に日本での発売を開始したところです。どちらがいいんでしょうか?

そこで米Gizmodoでは、Echo DotとGoogle Home Miniに3つのタスクを与え、どちらがちゃんと使えるのか対決させています。

Video: Gizmodo US/YouTube

そのタスクとは、「照明の操作」「音楽再生」「TVの操作」の3つ。それぞれどちらのデバイスがうまくこなしていたか、見ていきましょう。

テスト1:照明の操作

Echo DotにもHome Miniにも、その頭脳であるAlexaとGoogle Assistantに、スマートホームデバイスを操作する機能があります。よく使われているのは、たとえばPhilipsのHueみたいなスマート照明です。Echo DotもHome MiniもHueに対応しているので、「電気を付けて」みたいなボイスコマンドで照明を操作できます。

今回のテストでは、両スマートスピーカーが照明をオンオフしたり、明るさを調節したりといった基本的なタスクをいかにきちんと安定してこなせるかを判定しました。Home Miniに関しては、本当に簡単でした。HueのシステムをGoogle Assistantとアプリでリンクして、「Hey Google,turn on the lights(電気を付けて)」と言うだけでちゃんとその通り動作しました。それから明るさを変えたり、消したりするのもまったく問題なくできました。

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Image: Gizmodo US/YouTube

一方Echo Dotでは、そんなにスムースに行きませんでした。AlexaアプリにHueを操作するスキルをインストールするのは問題ありませんでしたが、音声コマンドがうまくいったりいかなかったりしました。「turn on the lights(電気を付けて)」じゃなくて「turn on the Philips Hue lights(Philips Hueの電気を付けて)」と言ってみたりもしましたが、だめでした。最初は2、3回うまくいったんですが、上の動画を撮ったときは全然成功しませんでした。

ちょっと検索してみたところ、EchoでHueをうまく動かせないというは他にもあるようです。なのでこれからソフトウェアアップデート等で改善する可能性はありますが、現時点のEcho Dotはこんな感じです。

というわけで、勝敗は…Home Miniの勝ち!

テスト2:音楽再生

これはちょっと複雑です。どちらのスマートスピーカーも、できるかできないかでいうと、音楽の再生ができます。ただEcho DotもHome Miniもドライバーが小さいので、そのスピーカーは本来、音楽を流すというより音声コマンドへの回答を出力するためのものに過ぎません。なのでどちらのデバイスで音楽を聴いても、音質はひどいです。

ただEcho Dotに関しては、この問題を簡単に解決できます。3.5mmヘッドホンジャックがあるので、普通の大きいスピーカーにつなげられるんです。たとえば「Alexa、Spotifyでダフト・パンクをかけて」と言うとEcho Dotにつないだスピーカーが鳴りだします。それからEcho Dotではヘッドフォンジャックを使わなくても、ワイヤレススピーカーにつなぐこともできます。たとえばSonosも今年10月にAlexa対応機能をリリースしたので、AlexaにSonos操作スキルをインストールすれば、Sonos OneじゃなくたってEchoから音楽が聴けます。こういうAlexaのスキルの豊富さは、Google Homeに対する大きな優位性になっています。

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Image: Gizmodo US/YouTube

Home Miniを使って別のスピーカーから音を出すには、ちょっと面倒ですがChromecastが使えます。つまり、Home MiniからChromecast Audio対応スピーカー、またはChromecastを接続したテレビに音を飛ばすんです。これはもちろんChromecastなり、Chromecast対応デバイスなりを買わなきゃできないので、せっかく安いHome Miniを買ってるのになんだかな、という感じです。さらにGoogle Homeは、今のところSonosに対応していません。Google Assistantのスキルもこれから増えてくるでしょうが、今のところまだGoogle Homeシリーズにできることは限られています

勝敗は…Echo Dotの勝ち!

テスト3:テレビを付ける

声でテレビを付けるなんて、なまけ者の最高の夢じゃないでしょうか。ソファから立ち上がる必要も、リモコンを手にする必要すらなく、座ったまま、さらには寝そべったままで、見たい番組とか映画の名前を言うだけなんです。Echo DotもHome Miniも、この夢をかなえてくれます…ある意味で。

「ある意味で」というのは、Echo DotもHome Miniも、テレビを操作するには別途ホームハブが必要になるんです。このテストでは、LogitecのHarmony Eliteを使っています。ハブがなくてもChromecastである程度できるのかもしれませんが、今回試してみても全体的にうまくいかなかったので、そこまで期待しない方がよさそうです。

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Image: Gizmodo US/YouTube

このテストではまず、Harmonyのハブとアプリでテレビを見るための基本的な手順を設定しました。Echo DotからもHome Miniからも、その手順を無事に呼び出す、つまりテレビをオンにすることはできました

ただそれだけだと単にテレビがオンになっただけなので、テレビ番組とか映画を選ぶにはやっぱりリモコンが必要になります。でもその点は、Chromecastを組み合わせることで解決できました。Harmony側で、「テレビをオンにして、Chromecastを見つける」という手順を設定したんです。この手順を呼び出すのは、Echo DotでもHome Miniでもうまくいきました。そこから、YouTubeとかSaturday Night Liveとか、バイラルになっている「spookin in the wrong neighborhood」とかをリクエストできました。Home Miniでは、それは魔法のようでした。一方Echo Dotでは…そんなにうまくいきませんでした。その動きは、冒頭の動画の2:30あたりを見てみてください。

勝敗は…Home Miniの勝ち!

どっちを買うべき?

実際Echo DotとHome Miniは、違うところよりも似ているところの方が大きくて、どっちが良いとはっきり決めるのは難しいです。それから、家にある既存のデバイスとの相性もあります。たとえば今もうAmazon Echoを使っている人には、Echo Dotの方が魅力的でしょう。

とはいえ、この場では「Home Miniを買うべき」とします。Home Miniの方がソフトウェアやデザインが優れているだけじゃなく、使いやすく、カスタマイズも簡単です。ヘッドフォンジャックがないなどの欠点もありますが、Googleがスマートスピーカー市場で存在感を増すにつれて、全体的にはより良いものになっていくと思われます。

Amazon Echoは長いこと、スマートスピーカー界最初にして唯一の王者でした。今そこにGoogle Homeっていう手強いライバルが現れたのは、我々ユーザーにとっては多分良いことですね。

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文

(福田ミホ)

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