Apple、次世代の「microLEDディスプレイ」開発で台湾TSMCと協力か
Image: suriyachan/Shutterstock.com

Apple、次世代の「microLEDディスプレイ」開発で台湾TSMCと協力か

あの有機ELを超える…だと…?

iPhone Xに搭載された有機EL(OLED)ディスプレイはそりゃもうキレイで、特に黒の沈み込みなんてまさに漆黒! なぜ今まで採用しなかったの…と突っ込みたくなる、素晴らしい出来でした。一方、Apple(アップル)はさらなる将来を見据え、microLEDディスプレイの開発でTSMCと協力しているという報道が、海外で伝わっています。

LEDを高密度に敷き詰めたmicroLEDディスプレイは、有機ELをさらに超える明るさ、色再現度、そして省電力性が実現できます。まだまだmicroLEDディスプレイは量産化されていない開発途中の技術ですが、もう数年のうちにも有機ELの性能を超えるとのことです。

さて本題ですが、台湾紙のDigiTimesの報道によると、Appleは台湾にあるmicroLEDの研究開発施設を縮小したそうです。これはmicroLEDの伝達系の回路に問題があり、量産するのは難しいと考えたためだそう。ただしパネルメーカーとの調整という意味もあり、さらに開発段階は終えたという見方もあります。どちらにせよ、AppleがmicroLEDの研究から退いたわけではなく、むしろ今後はTSMCとアメリカで生産に向けた研究開発をすすめると報じられています。

一方、2018年モデルの新型iPhoneは6.5インチと5.8インチの有機ELディスプレイ搭載モデルと、6.1インチの液晶ディスプレイ搭載モデルが存在するとされています。流石に、まだmicroLEDディスプレイの採用はないようですね。しかし数年後のiPhoneには、この新方式のディスプレイが搭載されるかもしれません。

iPhone Xでは、ライバルのSamsungに依存しているとされる有機ELディスプレイの供給元。その依存を断ち切るためにも、AppleはmicroLEDの開発を進めているのではないでしょうか。



Image: suriyachan/Shutterstock.com
Source: DigiTimes via 9to5Mac

(塚本直樹)

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