現行モデル? それとも新モデル?
残念ながら2018年初旬に発売が延期されてしまったApple(アップル)のスマートスピーカー「HomePod」ですが、ここで気になる情報を。どうやら、iPhoneなどの製造を請け負っているFoxconn(フォックスコン)がHomePodの製造に参入するというのです。
DigiTimesの報道によれば、もともとは台湾Inventecが製造を担当していたHomePod。しかしその第4四半期(10月〜12月)における生産量は、残念ながら期待を下回るものだったそうです。これにより、HomePodの発売時期は2017年12月から2018年初旬に延期されたというのがあらまし。発売時期をずらすなんて、かなりタイトなスケジュールだったのかもしれません。
そしてその不足分を補うために、同じく台湾のFoxconnがHomePodの生産に乗り出すというのです。Foxconnは古くからApple製品の製造を請け負ってきましたし、ある意味安心感すら感じる製造委託先。これでいまだ発表されていないHomePodの具体的な発売時期が決定され、さらに日本投入についても目処がついてほしいものです。
またDigiTimesはその他にも、Amazon(アマゾン)のスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズが年末に向けてさらに販売台数を増やすと予測されること、そして台湾企業のCompalがAmazonとともに2018年モデルの新型Amazon Echoの開発をすすめていることも伝えています。ただでさえ完成度の高いAmazon Echoがこれ以上進化するなんて…はたしてどうなってしまうのでしょう?(日本語版はなんともでしたが…)。
近日のBloombergによる報道では、HomePodは5年もの歳月をかけ、紆余曲折を経てなんとか製品化にたどり着いたと報じられています。スタート時点では若干で遅れてしまいましたが、2018年にはなんとかHomePodにも巻き返しを見せて欲しいところです。
Image: pianodiaphragm/Shutterstock.com
Source: DigiTimes via Cult of Mac
(塚本直樹)