現代の写真の楽しさは、スマホが教えてくれそうです。
スマホを選ぶ基準と言えば、まず性能・画面の大きさ・サイズ。しかし、近年特にびっくりさせられるのが、カメラの進化。
いつでもロケーションを問わず撮れるよ!という機動性を備えたまま、画質・表現力も向上していますよね。スマホカメラは今や、カメラのジャンルの1つとなっているように思えます。
そのムーブメントを後押しするように、最近は写真・動画撮影に特化したダブルレンズ搭載スマホもトレンドになってきています。これらは各社独自の構造を持っていて、それぞれ特徴が異なるのですが、中でも早くからダブルレンズを採用したメーカー、HUAWEI(ファーウェイ)の「HUAWEI P10 Plus」は高精細さと色彩感の豊かさが推しポイントです。
Leicaレンズを備えたHUAWEI P10 Plus

HUAWEIの渾身作、HUAWEI P10 Plusは5.5インチ(1440x2560ドット)の大画面スマホ。
そのデザイン性の高い設計、カメラの表現力、優れた性能は高い評価を受け、著名なヨーロッパの映像の賞であるTIPAアワードの受賞を果たしています。カメラファンにも好評のよう。SIMフリーで汎用性も高く、売上も好調。
最大の特徴は先ほど触れたとおり、ダブルレンズのアウトカメラですね。「第2世代LeicaダブルレンズカメラPro版」として、「Leica(ライカ)」と共同開発したカメラテクノロジーを搭載しています。

HUAWEI P10 Plusのレンズには「SUMMILUX-H」という名前がつけられています。SUMMILUX(ズミルックス)はLeicaの中でも明るいレンズに冠される名前であり、このレンズもまた明るいF1.8。
光学式手ぶれ補正や2倍まで拡大できるハイブリッドズームも利用可能。ダブルカメラの片方は1200万画素カラーセンサー、もう片方は2000万画素のモノクロセンサーを搭載しています。高画素のモノクロセンサーでディテールをとらえ、カラーセンサーのRGBデータと統合することで、高精細さと色彩感を両立しているのが特徴になっています。
端末スペックについてもいろいろ優れているポイントがあるのですが、やはりこのカメラ性能は注目して欲しいポイントですね。だって、Leicaですよ! 100年以上の歴史を持つドイツのカメラメーカーLeica! カメラファンならずとも、その評判は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
これは試さないわけにはいかない! と、大都市・東京らしい風景を作例に、HUAWEI P10 Plusのカメラ性能をチェックしてみました。Leicaクオリティをスマホへとインストールしたその実力、以下よりどうぞ。
HUAWEI P10 Plus実機作例「東京」

まずは日本橋。高画素モノクロセンサーを生かした「モノクロ」モードで、詳細な撮影設定を変更できる「プロカメラ」モードを併用しています。
空の明るさから高速道路の裏のグラデーション、橋の下の暗がりまで、陽の光が生み出す明暗がしっかりと収められています。モノクロの世界でも、揺れる水面の表現や、規則的な橋のデザインなどを細部まで再現する表現力も素晴らしいですね。

橋の欄干に鎮座する獅子さんに近づいてもう1ショット。
被写体に寄って撮るとモノクロはまた独特の味わいを出してくれます。踊るたてがみや獅子の力強さを表す筋肉の盛り上がりなど、モノクロでもその力強さは健在。明暗が躍動感が強調しているようにも受け取れます。
一部を拡大してみましたけど、彫り込みから生じる陰影は潰れることなく、素材の質感まで精密に収められているのはさすがです。

続いてはカラー写真。品川のビル群を見上げる構図を「プロカメラ」モードで、環境光に合わせた設定で撮影しました。
立ち並ぶビル群、曇天の中でもエッジが遠くまでパリッと際立っています。同時に手前のビル、窓に映し出された向かいのビルに目を移すと、深い青・深い緑で写り込んだ窓の様相、その奥の世界まで確認できます。こうした微妙な色彩の差によって生まれる情景を再現できるのもお見事。現代的なビルたちの力強さ・機能美といった細やかなディテールがしっかりと表現されていますね。

ライトアップされるレインボーブリッジは「夜間撮影」モードで撮影。このモードではISO 100、シャッタースピード15.1秒という超低速撮影になりました。三脚必須ですが、ノイズが少なく、光の少ない高速道路の下部分も黒つぶれせずに表現されています。
それでいて、ライトアップされた橋の白さ、暖色系の灯りを照り返す雨に濡れた歩道のヌメッとした質感など、明暗の差をものともしない表現力。ある意味、肉眼で捉えられる以上の情報がこの1枚には詰まっています。

続いては眠らない街、新宿歌舞伎町。
こちらも「夜間撮影」モードで、ISO 100、シャッタースピード8秒に調整。きらびやかなネオンやライトアップは、どれも鮮やかに表現されています。 特に看板部は露光時間が長いにもかかわらず、白飛びせずに文字を読むことができ、同時に暗いコーヒー店内(写真左手)も黒つぶれしていないという不思議な写真に仕上がっています。
どうやら、「夜間撮影」モードは周囲の環境光から露光時間を計算して、復数枚の写真を撮影して合成しているようです。いわゆる、超多重HDR撮影。まさに高性能なカメラとセンサーとソフトウェアのあわせ技です。これは夜の街を撮るのが楽しくなりそうですね。

西新宿の夜、疾走する車の群れは美しい光の川へ。流れる光を捉えられる「ライトペインティング」モードです。設定はISO 64、シャッタースピード11.8秒。
「夜間撮影」モードと同じく三脚前提ですが、暗くそびえる建造物のディテールを残したまま、スピーディーな光の流れを見事に再現しています。スマホの標準カメラでここまでしっかりしたライトトレイル撮影が楽しめちゃうのは罪じゃありませんか? 一眼泣かせ過ぎますよ。

最後は新宿歌舞伎町の繁華街で「ポートレート」モード。人が行き交い、明るさもまちまちな夜の繁華街でも、人物を際立たせて映すことができるのもこのスマホの特徴です。
このモードでは、3D顔面認識により人物と背景を正確に見分けて照明効果や補正を付与します。写真では背景の柔らかなボケ、そして人物のキリッとしたエッジの対照が映えます。スマホのカメラですけど、まるでプロ用のカメラで撮ったかのような美しいポートレート写真です。
また、ポートレートモードでは「ビューティーレベル」を調整できるのもポイント。要するに美肌エフェクトで、シミやほくろなどを消してくれますよ。インスタ映え大事です!
この他にも「ワイドアパーチャ」という撮影モードでも背景ボケを加えられます。ビューティーレベル設定はできませんが、撮影後に絞りを調整できるためモノなどを撮る時にどうぞ。
HUAWEI P10 Plusで「撮る」楽しみをアップグレード

どうでしょう? Leicaの実力、HUAWEIの実力。僕らが撮った写真を通じてその威力と魅力が伝わったのではないかと思います。
…いや、ごめんなさい。
できれば写真を見るだけじゃなくて、HUAWEI P10 Plusと一緒にいろんな所に出かけて、いろんなカットを、いろんな構図を、いろんな撮影モードを試して欲しいなぁって思ってるんです。いつもの風景がちょっとだけフォトジェニックに、アーティステイックに変化する。そんなワクワク感を楽しんで欲しいんです。
もちろん、カメラ以外のスペックも高く、SoCはHUAWEI Kirin 960 オクタ(8)コア、4GBの大容量RAMの力も相まって、キビキビと心地よく動きます。利用者からの評判も高い印象ですね。4K(30fps)撮影も余裕を持って挑めます。詳しいスペックはこちらをどうぞ。
スマホカメラに高精細さや色彩感を求める写真好きな方はもちろん、撮影モードを選ぶだけで雰囲気マシマシな写真が撮れちゃうので、写真がニガテという人にもおすすめしたいなぁ。
シャッターを押すのが楽しくなっちゃいますよ。きっとね!
ちなみに、兄弟機のHUAWEI P10も同様にLeicaダブルレンズを搭載(レンズのF値は2.2)、 HUAWEI P10 Plus同様にTIPAアワードを受賞するとともに、ヨーロッパのカメラ賞・EISAアワードもダブル受賞。こちらもおすすめです。ディスプレイはノーマルな5.1インチで、カラーバリエーションはゴールド・シルバー・ブルー・ブラックの4種類。

ちょうど、HUAWEI P10 Plus/HUAWEI P10がもらえるキャンペーンが開催中。気になった人はこちらから応募してみましょう!
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キャンペーン内容
第一弾:応募方法に沿ってTwitter上にて投稿をしてくれた方の中から、抽選で「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」をプレゼント(各1名様)
第二弾:応募方法に沿ってTwitter上にて投稿をしてくれた方の中から、抽選で「HUAWEI MateBook X(Core i5モデル)」をプレゼント(1名様)
応募期間
第一弾:2017年11月1日(水)~11月14日(火)
第二弾:2017年11月17日(金)~11月27日(月)
詳細はこちらから。
Photo: 小原啓樹
Image: HUAWEI ONLINE STORE, HUAWEI
Source: HUAWEI 1, 2, 3, TIPAアワード, EISAアワード
(小暮ひさのり)