テキサス銃乱射事件犯人のiPhone SEをめぐり、Appleにロック解除が要請される
Image: Leszek Kobusinski / Shutterstock.com

テキサス銃乱射事件犯人のiPhone SEをめぐり、Appleにロック解除が要請される

このケースではロック解除されるのかな?

今月始めにテキサス州の教会で起きてしまった、銃乱射事件。26人もの方が亡くなったこの事件ですが、テキサス州の公安局に属するテキサス・レンジャーはApple(アップル)に対し、犯人が所有していた「iPhone SE」のロック解除を正式に要請しました。

Fast Companyの報道によると、テキサス・レンジャーは犯人のデイビッド・ケリーが所有していたiPhone SEとiCloudのアカウントのロック解除を要請したようです。ただし、そこにデータがまだ残っているのかは不明とのこと。また、犯人はその他にもLG製のフィーチャーフォンも所有していたようです。

またAppleもこの調査に対して声明を出しており、それによれば事件から約48時間後に法執行機関に協力できるかどうかを申し出たそうです。なぜ48時間なのかというと、その時間内ならまだ「Touch ID」が有効になっているので、死体の指でロックが解除できた可能性があったからなんですね。しかしFBIは結局ロック解除ができず、ヴァージニア州の調査ラボへと端末を移動させたのでした。

このような状況は、2016年に発生した米サンバーナーディーノ銃乱射事件でもありました。当時、FBIはAppleにロック解除ツールの提供を要請しましたが、Appleはこれを拒否。その後FBIは日本のサン電子子会社のセレブライト社から解除ツールを購入し、ロックを解除したのです。

法執行機関の調査のために解除ツールを提供するか、あるいは一般ユーザーのセキュリティを守るためにそのようなツールを世に出さないか…なんとも難しい問題です。



Image: Leszek Kobusinski / Shutterstock.com
Source: Fast Company via 9to5Mac

(塚本直樹)