衝撃の事実。iPhone Xは2018年に発売される予定だった
Photo: ギズモード・ジャパン

衝撃の事実。iPhone Xは2018年に発売される予定だった

やはり、無茶をしたスケジュールだっだんですね。

今年の新型iPhoneはいろいろと異例づくし。モデル名が「7」から「8」や「X」にいきなり飛んだり、そのiPhone Xの発売時期が11月と遅かったり、かなりイレギュラーな印象です。そしてMashableが行なったApple幹部たちへのインタビューで、なんと「iPhone Xは2018年に発売される予定だった」との衝撃の発言が飛び出したのです。

Appleでハードウェアエンジニアリング部門の上級副社長を務めるダン・リッキオ氏は、発売時期を1年も短縮できた理由について「多大なハードワークと才能、闘志、そして決断により、今年に発売することができた」と述べています。なにやら壮絶な…。でも、そうやってiPhone Xが私達の手元に届くと思うとなんだか嬉しくもありますね。

さらにこの発売時期の前倒しにより、iPhone Xは昨年の11月というかなり早い時期に設計を固める必要があったとリッキオ氏は明かしています。「だから、指紋認証センサーを背面や液晶ガラスの下、あるいは本体サイドに置くかどうかを検討する時間なんてなかったんだ」とのこと。ディスプレイへの指紋認証センサーの埋め込みの可能性は多方面から伝えられていただけに、この事実は意外でした。

そしてiPhone Xに搭載された顔認証機能「Face ID」についても、2013年にその技術を保有しているPrimeSense社を買収したときには使い道が定まっていなかったそうなんです。確かに4年も前だと、顔認証機能なんてまだまだ実用的じゃないような印象がありましたからね。しかしApple(アップル)は「いつの日か役立つだろう」として、その技術を育てていたそうです。4年も経ってから日の目を見るなんて、なんとも趣深いストーリーじゃないですか。

今年はiPhoneが3機種も登場し、どういう意図なのか頭を悩ませていたのですが、そのバックストーリーにはAppleによる気合の開発体制があったのでした。そう考えるとちょっとお高いiPhone Xも、俄然リーズナブルに思えてきませんか?



Photo: ギズモード・ジャパン
Source: Mashable via Cult of Mac

(塚本直樹)

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