自分の顔も、こんな風に…。
「iPhone X」の一番のイノベーションともいえる、顔認証機能「Face ID」。顔のデータを赤外線で読み取り、3次元的なマップを作る…と説明されていますが、それだけではよくわかりませんよね。そこでBrad Dwyerさんが、Face IDのRAW(生)データを3Dモデルとして披露してくれていますよ。
Playing with the raw data coming out of the #iPhoneX#TrueDepth camera tonight.
— Brad Dwyer (@braddwyer) 2017年11月15日
It’s actually not all that granular. pic.twitter.com/yOcJqXwTHT
Mac上でグリグリと動き回る顔…。不気味さは置いておいて、たしかに顔の特徴がしっかりと三次元的に捉えられていることがわかります。また体の部分はぺったんこになっており、アルゴリズムがしっかりと顔だけを認識しているのがわかりますね。
iPhone Xでは画面上部の「ノッチ」部分に搭載した「TrueDepthカメラ」を利用し、ドットプロジェクタから3万以上のドットを投射して顔のマップを作ります。また赤外線カメラや投光イルミネータなどのセンサーもあわせて動作するのですが、その複雑さゆえに当初は生産が危ぶまれたりもしましたね。
このように先進的なFace IDですが、個人的にもその使い勝手は良好。2018年モデルの新型iPhoneはiPhone Xと同等のTrueDepthカメラと、背面に3Dセンサーが搭載されるなんて話もあります。
Face IDの搭載でApple(アップル)はライバルの1歩も2歩も先をいったわけですが、はたして今後はどのような展開があるのでしょうか?
Image: Twitter
Source: Twitter, The Verge
(塚本直樹)