やばい、自撮り、楽しい。
iPhone 8シリーズから採用されたポートレートライティング。被写体にピントを合わせて、背景をボケボケにさせるポートレートモードのオプションで、被写体の肌を明るくしたり陰影を強調させたりと、撮影の幅を広げる機能です。それが、iPhone Xではインカメラでも使えるようになりましたよ。
つまりポートレートライティング自撮りができる、と。どんな風に写るでしょうか。変わるでしょうか。
自然光
顔の前面、目のあたりも含めてピンが合いつつ、背景がボケボケになります。さんさんと太陽光を浴びている場所だと「被写体が明るすぎます」といわれてしまうので、日陰推奨ですね。
スタジオ照明
顔にライトを当てているかのような、血色いい顔色になってくれます。明るくなるので、和らげな印象ともなりますね。
ところで背景を見ると、被写体の左右でボケ味が異なります。アウトカメラを使った時のポートレートモード・ポートレートライティングではなかった現象。背景の模様によってインカメラの深度センサーが距離を見間違うことがあるみたい。
輪郭協調照明
影が落ちているところは、モチっと深めの色味となります。陰影がしっかりと出てくるので、カチリとした硬目の印象にしたいときにオススメ。
ステージ照明
背景を黒一色でまとめます。無の空間に自分だけがいるかのような雰囲気きませり。なお上3パターンのような、背景が明るい環境だと綺麗に黒く染められないことがありました。室内とか通路とか、ちょい暗めの場所で使うといいですよ。
腕回りの明るさも落ちるので、いかにも自撮りしていますというフォームが見えなくなるのもいいですね。
ステージ照明(モノ)
さらに、モノクロ化。シャープなフィーリングですね。というかインカメラの画質、よくない?
Photo: 武者良太
Source: Apple
(武者良太)