ジェームズ・キャメロンがアバターとターミネーターの続篇について語る
Image: Supershine / Shutterstock.com

ジェームズ・キャメロンがアバターとターミネーターの続篇について語る

『エイリアン2』と『T2』、史上最高の続編を2作も撮った監督だから期待期待〜。

10月下旬から撮影が開始されている『アバター2』と、新シリーズ三部作が始動する『ターミネーター』について、ヒットメーカーのジェームズ・キャメロン監督がVanity Fairのインタビューに応じました。

まずは2009年に公開されたオリジナルから随分と時間が経った『アバター2』に関して。

脚本が書かれるまでは随分と楽観視してました。脚本が無ければ何も始まらない、そうでしょう? 脚本には4年かかりました。遅れている、とも言えますがその分完璧です。ただ単に待っていたのでなく、システムやパイプラインを強化させていました。時間を無駄にしていたわけではありません。技術強化やでデザインに力を注いでいます。脚本が完成した時にはキャラクターやクリーチャー、設定も出来上がっていました。デザインチームはゆっくりデザインできたので、映画にとってはいい結果になりましたね。

ちなみに、『アバター』続篇は2〜5まで製作されることが明らかになっていますが、4と52と3の興行成績次第なのだそうです。

また『ターミネーター』シリーズ新作については、キャメロン監督は「素晴らしいタイミング」と語っています。

今私たちが生きている世界は、技術と共同進化していると言えると思います。しかし技術とイノベーションが私たちの暮らしをよくしてくれると期待している一方で、大きな脅威にもなっています。特に強力な人工知能を搭載された武器ロボットなんかがそうです。これは、もうどこがいち早く手に入れるかというところまで来ています。爆弾を手に入れようと競った時のように、新たな軍備競争となるでしょう。


そして、私たちは基本的にプライバシーを放棄しています。みんながみんな、遠隔から監視できるデバイス、つまりスマートフォンを持ち歩いている。まるでジョージ・オーウェル式(*)のアルマゲドンみたいに。だからそれを映画にしてみようと思いました。とっても陽気でアップビートな作品になるはずですよ。

(*ジョージ・オーウェルは社会民主主義や反ファシズムなどを主題にした作品を多く手がけたイギリスの作家。ディズトピア小説の『1984年』で知られる。この『1984年』で描かれた全体主義社会のことを語る時に「オーウェル式」や「オーウェル風」という言葉が使われる)

キャメロンの復帰は紛れも無い事実のようですが、『アバター』続篇同様、やはり条件付きです。

「これはトリロジーの1作目になる予定なんだけど、1作目で失敗したら2、3は作らないよ。」

ちなみに、『ターミネーター』シリーズでキャメロン監督自らがメガホンをとったのは1984年の『ターミネーター』と1991年の『ターミネーター2』のみ。その後の『タミネーター3』(2003年)と『ターミネーター4』(2009)、『ターミネーター:新世紀ジェネシス』(2015)はキャメロンが権利を売却したのちに作られています。

2019年には権利が再びキャメロンに戻るため、『ターミネーター2』の続篇となる新三部作が動き出すというわけです。オリジナルキャストのリンダ・ハミルトンも復帰! 元祖強い女が年齢を重ね、どんな活躍をしてくれるのかがとても楽しみです。

『アバター2』は2020年12月18日、『ターミネーター』新作は2019年公開予定。



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Source: Vanity Fair

Julie Muncy - Gizmodo io9[原文
中川真知子