シリーズ最新作『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』も公開まであとだいたい1カ月というところで、ディズニーが新たな『スター・ウォーズ』3部作の製作を決定したというビッグなニュースが発表されました。
StarWars.comによると、今回制作が決まった3部作は”エピソード~”とついているスカイウォーカー家の物語から独立した物語で、今まで語られたことのないスター・ウォーズ銀河の一角からやってきた新キャラクターが登場するとのこと。
その第一作の監督と脚本を務めるのは『最後のジェダイ』で、監督・脚本を担当したライアン・ジョンソン。映画公開前での起用となる形ですが、おそらくもうほぼ完成している『最後のジェダイ』の出来がそれだけよかったということなのでしょう。
ちなみに、これから公開予定の『ソロ:ア・スター・ウォーズ・ストーリー(原題)』と『スター・ウォーズ エピソード9(正式タイトル未定)』の監督はどちらもプロデューサーのキャスリーン・ケネディと対立する形で降板したことを考えると、それだけライアン・ジョンソンが上手くやったということなのかも……これは『最後のジェダイ』が楽しみになるお話ですね!
果たしてどんな話になるかはまったくわかりませんが、スカイウォーカーの一族から物語が離れるのだとするのであれば、『ローグ・ワン』のようにスカイウォーカー家をメインに据えず銀河内戦(『エピソード3』と『エピソード4』の間から始まった帝国と反乱軍の戦い)の新しい一面を描く物語ではなく、我々がよく知る時代から1000年くらい遡ったり、進んだ時代のお話になる可能性もありますね。
ちなみに、ディズニーがルーカス・フィルムを買収する以前には、そういった過去や未来の話も小説・コミック・ゲームなどで広く展開されておりコアなスター・ウォーズファンの間で人気でした。
残念ながら今はそれらは正史扱いではないのですが、最近はそれらで語られたキャラクターが正史の中に徐々に登場している(最近だと、大人気キャラクターだったスローン大提督がアニメに登場)ので、そんな形で物語が展開される可能性は十分ありそう。
個人的にはルークの誕生から遡ること数千年前を舞台にした「旧共和国(オールドリパブリック)」の話が見たいですね。「旧共和国」はゲームでその多くが語られた人気のセッティングで、ジェダイもシスもたくさんいた時代。設定的にも映画とは大きく違う所が多く、絵的にも面白いはず!
とにかく凄まじい勢いで新作が決まっていく『スター・ウォーズ』。息切れしそうなペースでネタ切れも心配されそうですが、スター・ウォーズの銀河は広いし、歴史も長い。幾らでもやりようがあるとは思うので、あとは着実に面白い作品をだし続けれくれれば最高ですね。とにかくこれからが楽しみです!
Image: Jesse Grant/Getty Images Entertainment/ゲッティ イメージズ
Source: StarWars.com via Gizmodo io9, YouTube
(傭兵ペンギン)