ツー・トンを極めれば会話も可能?
“光を使ってコミュニケーション”と聞いて、皆さんは何を思い付きますか? 色で感情を伝えたり、モールス符号で会話をしたりと、考えればいくつか出てくるかと思います。
ですがもっとシンプルに、遠く離れた人と「ただいま」、「おやすみ」を知らせるだけの柔らかな光を送りあえたら……ちょっとステキだと思いません?
そんなコミュニケーションを実現するのが、たったふたりのメーカーJavasparrowが生み出す、IoT照明「wesign」。
この照明はWi-Fi通信機能があり、スイッチのオン/オフで遠くにいる想いの繋がった人と「ただいま」、「おかえり」、「おやすみ」の気持ちを灯すだけの製品なのです。
使い方はWi-Fiでネットに繋げて、自分が帰宅した時にスイッチを入れるだけ。もし帰宅時に基板下のライトが灯っていれば、相手の方が先に「ただいま」と言っているということになります。そして寝る時は消灯で「おやすみ」を表しているわけです。
携帯電話を使えばもっと直接的なやり取りができる時代に、このユルくて暖かいやり取りが心に沁みそうですよね。信頼しあう同士で、そんなやり取りがあったらチョットだけ幸せになれそうです。
照明は長寿命で省電力の「フィラメントLED」が優しく光り、職人が吹きガラスで丁寧に作ったケースに入れられています。LEDの支柱も厳選された結果、真鍮が使われています。
気になるお値段は2個セットで税込み3万240円。家族や恋人とのコミュニケーションに、おひとつずついかがですか?
Image: wesign
Source: YouTube, wesign
(岡本玄介)