結局騒動は、どうなったのかな…?
今年には華々しく独自開発のAndroidスマートフォン「Essential Phone」を発表し、一方ではGoogle(グーグル)時代の女性問題が報じられたタイミングで会社を休職していたアンディ・ルービン氏。そのルービン氏がRecodeの報道によれば、休暇を終えて仕事へと復帰したようです。
実はこの騒動は2014年に、ルービン氏がGoogleを退社した理由が「部下の女性との不適切な関係」にあったと報じられたことに端を発します。どのように不適切だったのかなどの詳細は不明なものの、これによりルービン氏は2017年11月後半から休暇を取っていたのです。
Recodeによれば、Essentialもルービン氏も今回の休暇(やスキャンダル)に対するコメントはなし。ただ、彼が戻ったことは若干期待外れだったEssential Phoneに良い影響を与えるだろうとしています。あと、延期を続けているスマートスピーカー「Essential Home」にも、なんらかの進展があることを望みたいですね。
「Androidの父」とも呼ばれるルービン氏が開発に関わったEssential Phoneは素性の良さは見せたものの、カメラ関連機能の作り込みの甘さなど、実際に使うと「うーん…」という出来でした。これは初めて世に出た製品なのである程度は仕方ないとも思うのですが、新型Essential Phoneが登場するとすれば、ユーザビリティにもこだわってほしいものです。
個人的には実際にクールなプロダクトがリリースできただけで80点くらいあげたいEssentialですが、競争過多なAndroid業界で今後どのような役割を果たすのでしょうか?
Image: Brian Ach/Getty Images
Source: Recode via The Verge
(塚本直樹)