Appleエンジニア、カンファレンスにて自動運転技術の現在を語る

  • author 塚本直樹
Appleエンジニア、カンファレンスにて自動運転技術の現在を語る
Image: MacCallister Higgins‏/Twitter

世に出るのはいつなのかな?

進んでいるのか後退しているのかがいまいち定かではない、Apple(アップル)による自動運転技術車両開発からソフトウェア開発に切り替えられたことは昨年にも報じられましたが、AppleはどうやらAI(人工知能)技術のひとつである「マシンラーニング」を利用して自動運転技術を発展させようとしているようです。

AI関連のカンファレンスのNeural Information Processing Systems(NIPS)に登壇した、AppleでAI部門のディレクターを務めるルスラン・サラクートディノフ氏は、Appleが車両カメラのデータ解析にマシンラーニングを利用していることを明かしています。Appleの自動運転プロジェクト「Titan」の車両上部にはLiDARセンサーが搭載されているのですが、このLiDARや車両のカメラを利用して歩行者や自転車、それに走行レーンなどをAIが判断するというのです。

さらに興味深いことに、この技術ではカメラのレンズが水滴などでぼやけていても、あるいは駐車された車両の影に隠れていても、歩行者などを見分けることができるとしています。それ以外にも物体の認識技術である「SLAM」や、詳細なマップの作成技術などがサラクートディノフ氏によって語られたそうです。

これらのカンファレンスの内容はどれも技術的な解説で、具体的な製品の登場時期を指し示しているものではありません。現在Appleはカリフォルニア州でTitanの車両の試験走行をおこなっており、一方では自動運転のシャトルバスにソフトウェア技術が利用される、なんて噂もあります。

正直、日の目を見るまで遠そうなAppleによる自動運転技術ですが、それでも去年よりは具体性が出てきたなぁと実感できますよね。着々と開発は進んでいるみたいで良かったです。



Image: MacCallister Higgins‏/Twitter
Source: The Verge

(塚本直樹)

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