AppleのARデバイスに関わっている噂のサプライヤーQuantaが、シースルー型のディスプレイ開発のLumusと提携
Image: Lumus

AppleのARデバイスに関わっている噂のサプライヤーQuantaが、シースルー型のディスプレイ開発のLumusと提携

いよいよ現実味を帯びてきました!

以前より、Apple(アップル)が2019年までにARヘッドセットを発表するかもしれないという噂が報じられていましたが、さらに期待できそうな情報が明らかになりました。Bloombergが報じた内容によると、AppleがARデバイスの開発に関わっていると囁かれている台湾の製造メーカーQuanta(クアンタ)と、最新のARグラスを手がけるイスラエルのスタートアップ企業のLumus(ルームス)業務提携をするそうなのです。

Quantaと言えば、Apple WatchやMacBookなどの一部を製造している、Appleとは既に近い関係にあるメーカーです。以前、副会長を務めるC.C. Leung氏が、同社がARデバイスの開発を進めていると発言したことで、AppleのARヘッドセットとの接点が推測されるようになりました。

一方Lumusは、コンパクトかつ視野角が広い、シースルー(透過型)のARグラスを開発していることで、業界では注目を浴びている会社です。まるでグラスをつけていることを感じさせない透明度と、明暗に左右されない質の高い投影イメージを可能にする技術で、より生活に密着したウェアラブルディスプレイの開発を期待されています。

Video: LUMUS Ltd./YouTube
Lumusによるデモンストレーション。CES 2017にて

今回の業務提携の内容には、QuantaがLumusのディスプレイレンズを製造することが含まれていますので、AppleのARヘッドセットで使われるディスプレイにはLumusの技術が採用される可能性が濃厚になってきたということなのかもしれません。

この件に関するインタビューでも、LumusのCEOのAri Grobman氏は「ARグラスの中でも最も高くつく鍵となる技術がこれからは手の届く価格にになることを意味する」と述べており、AR用のディスプレイが、最近の高価なスマホの生産コストより安く製造できるそうなので、いよいよコンシューマー向けのARヘッドセットが現実味を帯びてきたということなのでしょう。

もちろん、両社はAppleのARヘッドセット向けのディスプレイを開発するとは述べていませんが、Lumusは、同社のディスプレイ技術を採用したヘッドセットが市場に登場するのには1年〜1年半かかると述べている点から、2019年のAppleのARヘッドセットの開発スケジュールとクロスしている気もしますよね。

んー、まだまだわからないことだらけですが、なんとなくAppleのARヘッドセット登場までの道のかすかな輪郭が見えてきたような。一体、どんなヘッドセットになるんでしょうか…。



Image: Lumus
Video: YouTube
Source: Bloomberg

(Doga)

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