えー? 電線は燃えないの?
はるか上空から美しいフェスの夜景を撮ったり、Alexaで操作して室内をパトロールしたりと、芸術にも生活にも密着しているドローン。
一方中国では、火炎放射器を搭載したドローンが社会の役に立っているようです。これがどんな活躍を見せるのかって?
送電線にひっかかった異物を焼き払うのに使うんです。見ていてハラハラしちゃいますけどね。
ここは湖北省の襄陽(シアンヤン)市。引っかかっていたのは布のようにヒラヒラはためくネットで、これが作業員の仕事の邪魔をしていたのだそうです。
ですが10分ほどゴウゴウと火炎を吹いて、ネットを焼き払うと通常運転に。
TomoNews USいわく、このドローンには長さ1mほどのチューブと、液化石油ガスを入れたタンク搭載しているとのこと。アルミでコーティングされた電線は、15分以内の火炎であれば耐えられるのだそうです。
さすがなんでも豪快な中国。電線もそんな頑丈なことにもオドロキですね。