Facebookからの「小さな質問」に隠された「大きな意味」
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Facebookからの「小さな質問」に隠された「大きな意味」

塵も積もれば山となる。

日常会話の中で発生する、特に意味もないようなちょっとした質問ってありますよね。「猫派? 犬派?」とか、「今、宝くじあたったらどうする?」とか、「10日間休めたらどこ行く?」とかさ。友人間で話しているぶんには、楽しい会話かもしれませんが、同じ質問を見ず知らずの人にされたらどう思います? 見ず知らずの…たとえばFacebook(フェイスブック)運営に。

Facebookが徐々に公開中の新機能「Did You Know(ご存知ですか?)」が、まさにこれ。ユーザーに対して、ランダムでちょっとした質問をFacebookが投げかけるというもの。真面目なアンケートのようなものではなく、本当にミニミニクエスションなので、回答するほうも気軽に楽しめそうというのがぱっと見の雰囲気です。しかし、ネタ元のTechCrunchは、個人情報をさらに収集するための新しいやり口と、この機能のきな臭さを指摘。

質問には「超能力使えたら、何がいい?」とか「月曜日って〇〇な気分…」といった、大して意味がないようなものもあります。いっぽうで「好きなスポーツチームは?」「秘密の特技は?」など、「これマーケティングに使えるのでは」と思われる質問も。

TechCrunchが指摘するように、近年のFacebookはユーザーが自身のことを投稿するよりも、メディアのコンテンツをシェアする方向にシフトしてきています。そのなかで、ユーザー自身の情報を引き出すには新たな手段が必要だというのは、なるほど運営目線で考えればもっともな話。

現在、Did You Knowにてユーザーが答えるのは自分に関すること。ただ、今年の10月Facebookはtbhというスタートアップを買収しています。tbhは、友達に関するちょっとした質問に答えるというシステム。つまり、今後Did You Knowが、ユーザー自身だけでなくユーザーの友達に関する質問もしてくる可能性が大いにあるということ。

Facebookの大きな収入源は広告、ターゲット広告。ユーザーそれぞれにマッチした広告をだすには、ユーザーのことを知らなければなりません。小さな質問も、たくさん答えてもらえば、相手のことを知る大きな手がかりとなるわけで、Facebook、相変わらず恐ろしいヤツです。

Image: Facebook
Source: TechCrunch

Tom McKay - Gizmodo US[原文

(そうこ)

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